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新・鉄道綜合スレ
4892
:
OS5
:2024/09/17(火) 21:32:05
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240917-OYO1T50011/
「電車の待ち時間にちょっと寄っただけ」「30分もあれば十分」…北陸新幹線の重要な「結節点」、滞在は短時間
2024/09/17 12:00
「電車の待ち時間にちょっと寄っただけ。泊まってまで見るような観光名所はないかな」。11日夕方、気比神宮や気比の松原の観光を終えた大阪市天王寺区の大学1年女子学生(19)は敦賀駅で話した。北陸新幹線で金沢を訪れた帰路。観光のために立ち寄った。「よほど良い観光名所ができない限り、2回目はもういいかな」と話し、在来線ホームに向かった。
観光客らが集まる敦賀駅前の「オッタ」(16日、福井県敦賀市で)
北陸新幹線金沢―敦賀間の延伸開業で終着駅となった敦賀。東京からの新幹線、大阪、名古屋・米原からの在来線特急が集まり、重要な「結節点」となった。嶺南地方への玄関口との期待から、福井県などは、福井駅と並んで整備に力を注いできた。
敦賀市などは敦賀駅の拠点機能を高めるため、2022年9月に近くに複合施設「otta(オッタ)」を開設。施設内の公設書店「ちえなみき」では延伸後の5か月間で前年同期の1・7倍超の約20万人が利用。周辺でも、市の資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」は1・7倍、敦賀赤レンガ倉庫は1・5倍、鉄道資料館は2倍程度が訪れた。
◇
しかし、地元住民らは手放しでは喜んでいない。気比神宮近くで約200年続く老舗和菓子店の男性(54)は、来年以降もにぎわいが続くのか不安を抱く。「大型連休までは例年の何倍もの客が来たが、その後は少し落ち着いた。今後、客足をいかに伸ばすかが課題だ」
家族連れらが集まる敦賀駅前の「ちえなみき」(16日、福井県敦賀市で)
「ちえなみき」では短時間立ち寄る乗り換え客らが多い模様だ。富山県の旅行を楽しんだという大阪市旭区の会社員(53)もその一人。乗り換えで空いた30分間で改札の外に出ただけだった。「特に見たい観光スポットがなかったので、30分もあれば十分かと思った」と話す。
観光関係者は「全国に響く知名度を持つスポットが見当たらない」と不安げだ。
滞在に必要な環境も十分に整っていない。
敦賀商工会議所の調査では、敦賀駅前にある四つのホテル(計580室)の延伸時から大型連休までの平均稼働率は9割とほぼ満室だった。週末やイベント開催時などに埋まりやすく、敦賀を拠点に嶺南を周遊したい観光客を逃がしてしまう恐れがある。
◇
市は滞在に結びつくような「目玉」の整備について懸命に模索してきた。
戦前、東京とヨーロッパを鉄道と航路で行き来する客らで繁栄した「鉄道と港のまち」の歴史をアピールしようと、市は22年、企業と協力して敦賀港のある金ヶ崎地区に宿泊施設付き高級レストラン「オーベルジュ」の整備を計画。新幹線延伸後の今年秋のオープンを目指していた。
しかし、「採算が厳しい」と懸念が出るなどしたため、昨年になって計画を変更。オーベルジュに加え、物産販売エリアやスイーツ店などを備えた複合施設を建設し、赤レンガ倉庫などを遊歩道で結んで回遊性を高める構想を明らかにした。
その構想は今も、実現するめどは立っていない。「負の遺産にならないのか」と不安視する声も出ている。市は今年6月、この複合施設を念頭に、高級ホテルなどの整備に最大10億円を補助する制度を設ける方針を発表したものの、今夏の予定だった構想の基本計画策定は資材高騰などを理由に遅れている。
◇
中心部の商店街は空き店舗が目立ったままで、関係者はにぎわいを取り戻そうと、新規出店者を呼び込みつつある。
イベントが開催され、県内外からの来場客でにぎわう金ヶ崎地区(14日、福井県敦賀市で)
市の第3セクター「 港都みなと つるが」は空き店舗のオーナーに、賃貸や売却を働きかけ、出店を希望する人に物件を紹介。入居の問い合わせもあるという。担当者は「劇的な改善は難しいかもしれないが、地道に続けるしかない」と話す。
福井大の江川誠一講師(観光学)は「敦賀は原発が立地し、ビジネス色が濃い場所だった。多くの原発が停止し、コロナ禍もあり活気が消えつつある段階で新幹線が延伸しており、宿泊や食事で観光客らを受け入れる態勢が整っていない。供給力不足だ」と指摘。「海鮮を中心に食への需要は高く、時間はかかるが、忍耐強く街の魅力を向上させる必要がある」とする。
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