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新・鉄道綜合スレ

4881OS5:2024/09/02(月) 13:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4271dfc104dde038af4a597ff10fc2c504100b49
台風で「安全優先」の運休、休業に理解も 介護やインバウンド…サポート課題に
9/2(月) 12:49配信

西日本新聞
台風10号の影響で商業施設が臨時休館となり、閑散とするJR博多駅前=30日午前10時、福岡市博多区(撮影・軸丸雅訓)

 台風10号が上陸した九州では、交通インフラなどが一斉に止まった。各事業者は上陸前日の28日、早々に運休や休業を判断。近年の深刻化する気象災害を背景に、安全を優先する動きが定着し、社会にも理解が広がってきたとみられる。一方で識者からは、有事でも欠かせない職業への社会的支援や、外国人観光客への周知の徹底を指摘する声が上がる。

【写真】西鉄バスの路線図を取り入れたブルゾンを着る女性

 「めったに止まらないイメージの『最強』西鉄バスが運休する…」。28日午後、西日本鉄道(福岡市)が翌日の電車と路線バスの運休を発表すると、SNS(交流サイト)上ではそんな投稿が相次いだ。X(旧ツイッター)では「西鉄バス」がトレンド入りした。

 JR九州も28日、在来線と新幹線を29日午後から運休すると決めた。風雨の影響を受けない福岡市地下鉄は「駅に向かう乗客に危険が及ぶ可能性がある」として29日夜から全線で運転を見合わせた。

 JR九州の担当者は「最近は計画運休への批判的な声が少ない」と明かす。社会への浸透に沿うように、商業施設も軒並み休業や時短営業を実施。ある百貨店関係者は「交通機関の早めの運休発表やコンプライアンス意識の高まりで休業しやすくなった。従業員に迷惑をかけずに済む」。

 被害防止のため“空振り”を恐れない早めの動きを、専門家は一様に「命を最優先し、正しい取り組み」と評価する。関西大の安部誠治名誉教授(交通政策論)は「コロナ禍で在宅勤務が普及し、出張や通勤での交通需要が減っていることも計画運休の理解を後押ししている」とみる。

 ただ、災害で交通機関が止まっても、医療や介護業界などの「エッセンシャルワーカー」の働きは求められる。

 福岡県内の介護施設では台風の対応で職員3人が会議室などで一夜を明かした。施設関係者は「通勤できずに泊まった人の手当は出ない。命を預かる職業なので、災害時の対応を施設任せにせず、有事も働きやすい環境を社会として整えてほしい」と話す。九州大の塚原健一教授(防災学)は「台風でも休むわけにいかない人たちの宿泊費などを社会が支える議論が必要だ」と説く。

 また、事前に情報が行き届かなかった人もいる。29日夜の福岡市では、運休を知らずに戸惑う外国人観光客が散見された。

 安部名誉教授は「計画運休などは日本人には浸透しているが、インバウンド(訪日客)はまだまだ」と指摘。日本の鉄道システムは国際的に評価が高く、外国人観光客の利用も多いだけに「海外に日本の観光情報をアピールする際に、8〜9月は台風シーズンで交通機関が突然、止まることもあるということも発信していくべきだ」と強調した。

 (台風取材班)


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