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新・鉄道綜合スレ

484チバQ:2016/03/13(日) 21:46:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160310ddlk17040239000c.html
<「かがやき」の現在>新幹線開業1年/下 正念場の2年目 続く好況、広がる楽観論 飽きられない「北陸らしさ」を /石川

03月10日 15:25毎日新聞

 <「かがやき」の現在(いま)>

 北海道新幹線の開業を今月26日に控え、「ライバル関係」となる北陸の自治体・観光関係者も動向を注視している。

 「北海道新幹線の人気が徐々に高まっている。しかし、北陸での落ち込みは心配していない」。JR西日本の野中雅志・金沢支社長は来年度の利用見通しを展望する。

 石川県の谷本正憲知事も3日の記者会見で「長い時間をかけ醸成した北陸の魅力が花開いている。北海道を意識しすぎても仕方ない」と語った。

 北陸では正念場の開業2年目を迎えるが、今のところ楽観論が根強い。観光地として言わば「定番」の北海道に比べて、北陸は「伸びしろ」が大きいとの期待感がベースにあるようだ。

 いまだ旺盛な観光需要もこうした見立てを支えている。七尾市の和倉温泉では、今年度の宿泊客数は、前年度比約2割増しとなった。地元旅館協同組合の幹部は「(予約状況からみると)今年春以降も開業初年度と同程度と見込まれる」と好調ぶりを明かす。

 宿泊施設や観光地の集客に大きく寄与する大規模な会議や学会(コンベンション)の開催も多い。1000人以上が参加するケースに限っても今年度は、県内で前年度比3倍の33件が開催された。来年度もすでに25件が予定されている。

   □   □

 観光客を引きつけようと、趣向を凝らした試みも盛んだ。金沢市の観光地「ひがし茶屋街」に近い橋場町には18日、新スタイルのホテル「HATCHi(ハッチ)」がオープンする。仏壇店だった4階建てビルを改装。2階以上に客室を、1階フロアにはイベントを開催できる広いスペースやカフェー・バーを設けた。誘致に携わり、自らも1階に飲食店「a・k・a・(アーカ)」を構える金沢市の小津誠一さん(49)は「金沢を詳しく知りたい旅行客と住民の交流の場を作り、新たな魅力を生みたい」と狙いを語る。

 金沢市芳斉の着物レンタル店「心結(ここゆい)」では、通訳案内士付きのプランを設けている。英語と中国語の通訳案内士が着付けだけでなく、町歩きにも同行し、詳しい説明を聞きたい外国人観光客に人気だ。心結代表の越田晴香さん(29)は「良い体験だったと思ってもらえることで、評判が口コミで伝わる」とニーズに対応する大切さを説く。

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 北陸と同様、整備新幹線が通った青森(2010年開業)、九州(11年)では一時的に客足は大幅に伸びたが、中期的には際立った効果が表れているとは言い切れない。小津さんは「どこの地域にもない北陸らしさを発信しなければ、いずれ飽きられる」と語る。

 効果を持続できるのか、一過性に終わるのか--。宿泊や飲食での手ごろな価格設定に加え、独自色を発揮できるかが将来的な成否の鍵を握っている。

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 連載は、大原一城、竹田迅岐(以上、北陸総局)成田有佳、大東祐紀(以上、富山支局)村山豪(福井支局)高橋一隆(小浜通信部)が担当しました。


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