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新・鉄道綜合スレ

4821OS5:2024/06/28(金) 16:30:09
https://www.chunichi.co.jp/article/916408
【並行在来線のあした】(6)えちごトキめき鉄道 
2024年6月21日 05時05分 (6月21日 10時23分更新)

観光に力 地域の足守る
 新潟県上越地方を走る並行在来線「えちごトキめき鉄道」(トキ鉄)は鉄道テーマパーク運営など観光に力を入れている。仕掛け人の鳥塚亮(あきら)社長(63)は本紙のインタビューで「地域の足を残すため」と狙いを語った。
 -観光創出に力を入れている。
 旧北陸線の中で唯一、県庁所在地を通らないが、沿線人口は25万人いて、沿線の上越市高田は文化的に非常に価値が高い。高校生もバスでは不便だ。鉄道は絶対に必要。新潟は上越新幹線が開通し、北陸新幹線に対する熱量が低い。人口減で地域需要も少ないから収益を観光で補う。地域の足を残すために観光に力を入れている。
 -地域の足の例として2021年に糸魚川駅の隣に「えちご押上ひすい海岸駅」が新設された。
観光創出に力を注ぐえちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長=新潟県上越市の直江津D51レールパークで

 糸魚川市の請願駅で住民の50年来の悲願。この場所は架線に電気が流れていない区間内にあり、電車が一度止まると技術的に発車できなかった。トキ鉄は気動車(ディーゼルカー)だったので解決できた。第三セクターは市民の鉄道だからJRができないことを実現しやすい。新駅は無駄な投資ではなかった。
 -北陸新幹線敦賀開業に合わせて富山、石川、福井の3県が連携に力を入れている。新潟は含まれていない。
 その理由は北陸3県の文化圏は大阪で、新潟は東京だから。上越地方は東京と大阪の合流点。(敦賀開業後は)大阪の人を新潟にどう振り向かせるかが課題。敦賀開業前に観光客に「(トキ鉄のリゾート列車)雪月花に乗った後、どこへ行くか」と尋ねると「今夜は金沢へ」と言う人が非常に多かった。その需要は敦賀開業で増えるだろう。トキ鉄は富山と金沢の「おこぼれ」をどうもらうかだ。
 -大規模な災害で鉄道も被災する。
 能登半島地震で被災したのと鉄道はJR西日本が線路を維持管理する上下分離方式のため2〜3カ月で復旧できたと考えている。鉄道は国や自治体が復旧費用を補助する制度があるので、地域が真剣に復旧を願うかどうかだと思う。
 -北陸3県の並行在来線会社に助言を。
 3県はすでに観光地としての魅力があるので、観光客が移動するための楽しい列車としての需要があると思う。富山から金沢へ行く時は並行在来線に乗るでしょう。観光客の立場からすると、学生や地元住民で混んでいたら嫌。少し運賃が上がってもゆったりできたり、料理が提供されたりするのはどうか。例えば行きは昼食列車、帰りはスイーツ列車とかどうだろう。(聞き手・岩本雅子)
【プロフィール】とりづか・あきら 1960年、東京都出身。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズの旅客運航部長などを務めた。2009年に公募で第三セクターの「いすみ鉄道」(千葉県)の社長に就任し、19年9月からえちごトキめき鉄道の社長を務める。今月26日に退任予定。

【メモ】えちごトキめき鉄道 2015年3月の北陸新幹線金沢開業を前に、新潟県上越地方の並行在来線として10年に設立。運行は妙高高原-市振の97キロで、海側の「日本海ひすいライン」(59・3キロ)と山側の「妙高はねうまライン」(37・7キロ)がある。駅数は22。22年3月期が1億7600万円の最終黒字(純利益)だったが、23年3月期が2億3900万円の最終赤字(純損失)。実際に動くSLを展示する「直江津D51レールパーク」や、国鉄形観光急行列車の運転助士席に乗車できる指定席「クロザ」など観光資源の創出に注力。リゾート列車「雪月花」では新潟県産の食材を使った料理を提供する。本社は新潟県上越市。


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