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新・鉄道綜合スレ

4761OS5:2024/05/07(火) 10:41:43
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/400552
[北陸新幹線 敦賀延伸] にぎわう駅周辺…効果継続・波及へあの手この手 一方、地震被災地は恩恵少なく、”近くなった首都圏”へ流出懸念も
2024/5/5 10:30

 北陸新幹線の敦賀延伸で沿線が活気づいている。さらなる地域振興に期待が高まるが、にぎわいは現状、新幹線駅周辺にとどまっており、地元は延伸効果を地域の隅々まで波及させようと腐心。一方、首都圏に行きやすくなったことで、若者が流出する懸念も出ている。

 ◆「今はお祭り」気を引き締め

 人出を郊外に広げる鍵が各種公共交通の整備だ。北陸新幹線を運行するJR西日本などは6月、福井駅と県立恐竜博物館(福井県勝山市)といったルートを結ぶ「XRバス」の営業を始める。拡張現実(AR)や仮想現実(VR)といった技術を活用して車内に映像を流し、乗客が移動中も楽しめるよう工夫を凝らした。

 昔ながらの家屋が多く残る小松駅(石川県小松市)近くの商店街関係者は「町並みがきれいというだけでは人は来てくれない」と語る。海外のインフルエンサーに動画制作を依頼したり、旅行会社との商談会を開いたりするなど、延伸を人出につなげる取り組みを次々と打ち出す。

 福井県観光誘客課の担当者は「今はお祭り。時間がたつと実力が見え、課題も分かってくる」と気を引き締める。

 ◆被災の能登半島、少ない恩恵

 延伸開業日に、北陸新幹線の延伸区間にある6駅の人出は、前年の同じ日から大きく膨らんだ。延伸で北陸地方に注目が集まり、既存6駅の利用者も拡大。人出は16・6〜99・6%増えた。だが新幹線駅からは距離がある能登半島の観光地の人出は急減し、地震の被災地への恩恵は少ない。

 金沢駅前別院通り商店街振興組合の酒井剛理事長は「敦賀延伸で忙しくなっている」と話す一方で「金沢や加賀にお金が落ちても、被災者は(恩恵を)肌で感じられない」と複雑な表情だ。

 ◆首都圏への「吸い上げ」懸念

 北陸経済連合会が2023年10月に会員企業に行ったアンケートで、延伸により想定される悪い面の影響として最多だったのが「首都圏方面へのストロー現象」で56・3%(複数回答)に上った。東京まで新幹線一本でつながることで、人やモノなどが首都圏に吸い上げられることへの懸念は強い。

 福井県は移住支援に注力し、2023年度に行政の支援を受けて県外から移り住んだ人は前年度から1割増えた。定住交流課の内田奈穂美参事は「延伸で東京から来やすくなると同時に、行きやすくもなる」と指摘。流出を防ぐため「生活環境など福井の良さを伝えていきたい」と意気込む。


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