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新・鉄道綜合スレ

4374OS5:2023/06/14(水) 17:56:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/688ed359d156f86e97105f36b318085bc426686f
JR西、夢洲延伸に慎重 海底トンネル2本掘削の難事業 
6/14(水) 17:40配信

産経新聞
夢洲をめぐる各社の路線整備計画

大阪・関西万博の開催やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の建設が計画される夢洲(大阪市此花区)への鉄道路線の延伸をめぐり、JR西日本が慎重な姿勢を崩さないままでいる。JR西は桜島駅から舞洲経由で夢洲に至るルートを検討しているが、巨額の費用がかかるうえ、どれほどの需要が見込めるかも依然不透明なためだ。延伸の実現に向けては、夢洲の街づくりの推進など、行政も一体となった取り組みが不可欠だ。

「桜島線が延伸されて夢洲方面に行くことは社会インフラとして重要だが、これは鉄道事業者だけでできるものではない。建設費に対し、どれくらいの公共投資の予算が入るかといった点が重要だ」。14日、大阪市内で開催された定例会見で、夢洲への延伸計画をめぐる質問にJR西の長谷川一明社長はそう強調した。

夢洲に向かう鉄道網をめぐっては現在、大阪・関西万博開幕までの開業に向けて、大阪メトロがコスモスクエア駅から夢洲への中央線の延伸を進めている。「南ルート」と呼ばれる同路線に対し、JR西が検討する桜島から舞洲を経由して夢洲に延伸させる「北ルート」は、まだ実現に向けためどが立っていない。

背景には、工事の難度や巨額費用などの問題がある。平成26年に府市が公表した資料によれば、北ルートの延伸費用は推定約1700億円で、南ルートの(約540億円)の3倍超。距離も約2倍と長いうえ、海上を航行する船舶との衝突を避けるために桜島―舞洲と、舞洲―夢洲間の海底トンネルを2本掘削する必要がある。

需要もネックだ。夢洲では令和12年ごろにIRの開業が予定され、来場者数は年間約2千万人と想定されている。ただ長谷川氏は14日の会見で「朝多くの人が来て、夕方多くの人が帰るということではなく、(夢洲と大阪市中心部の)双方向の人の流れがあるべき」と指摘した。夢洲の街づくりが進み、そこからの通勤客などの需要を念頭に置いた発言だが、万博閉幕後の夢洲の街づくりをめぐっては行政を中心に議論が進められつつあるものの、具体的にどのような街になるかは依然見通せない。

JR西は新型コロナウイルス禍を経て経営回復が進むが、不採算のローカル線を多く抱えるなど課題は少なくない。そのようななかで、巨額投資に踏み出すことは決して容易ではないのが実情だ。

日本総合研究所の藤山光雄主任研究員は「夢洲周辺の交通網整備は、IRに来た観光客を他地域に送るという観点からも重要だ。関西全域の観光産業の発展につながるため、公共投資の活用も含めて、JR西の路線延伸を行政は検討すべきだ」と指摘している。(黒川信雄)


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