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新・鉄道綜合スレ

417とはずがたり:2016/02/15(月) 13:11:03
無人駅にトイレ、設置巡り市とJRの協議平行線
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160213-OYT1T50132.html
2016年02月14日 18時13分

 駅舎の老朽化に伴い、JRが建て替え工事を進めている中央線・鳥沢駅(山梨県大月市富浜町鳥沢)。

 無人駅となる新駅舎にはトイレが設置されないことが昨年秋に明らかになり、設置を求める大月市とJRとの協議は平行線が続く。現在は市内に三つある無人駅はいずれもトイレが設置されているが、JRは「総合的に判断した」と説明。3月末に新駅舎完成が迫る中、市は今月15日をめどとしてJRに最終的な回答を求めており、内容が注目される。

 1月18日の鳥沢駅。大雪のため、大月発高尾行きの始発電車が8時間余りにわたって同駅に停車した。現在の駅舎のトイレは既に撤去されており、電車内にトイレはあるものの、駅から出てきた乗客が雪かき中の地元住民に「近くにトイレはありませんか」と尋ねる姿も見られた。約250メートル離れたコンビニの店長は「トイレを貸してほしいと来店されるお客さまが多かった」と振り返る。

 新駅舎にトイレを設置しない理由について、管理するJR東日本八王子支社(東京都八王子市)は「駅利用者の減少で鳥沢駅は無人駅となる。駅員を配置しない無人駅はトイレの管理が難しい」との見解を明らかにしている。

 だが、大月市内にある中央線の6駅のうち、既に無人駅となっている笹子、初狩、梁川の3駅については、無人駅化の際に既存の駅舎をそのまま活用。無人駅化を理由にトイレが閉鎖されることはなく、現在はJRが委託した関連会社が清掃などトイレの維持・管理を行っている。

 鳥沢駅の新駅舎だけトイレを設置しないことについて、JRの説明は「個々の駅の状況を見て総合的に判断している」にとどまっている。

 鳥沢駅の新駅舎にトイレを設置しないとするJRの方針に対し、地元住民は反発。大月市は、新駅舎にもトイレの設置を求める住民ら3419人分の署名簿の提出を受け、JR側と協議を続けている。

 今月9日には石井由己雄市長と内田海基夫支社長との3度目の会談が行われ、市長が「そろそろ(結論を出す)時期が来ているのでは。腹を割って話し合いましょう」と呼びかけたが、明確な返答はなかった。また、市は新駅舎にもJR関係者用の小型トイレが設置される計画に着目し、駅利用者も自由に使えるようにできないかと、設計変更も提案している。

 地元住民の山田善一市議(59)は、「トイレがなくて一番困るのはJRのお客さんだ。中央線に乗って山梨県を訪れる観光客や登山者にとって、駅構内にトイレがないというのは非常に印象が悪いのではないか」と指摘。「人口減に伴って無人駅が増えるのはやむを得ないが、トイレのない駅が増える恐れがある。全国の無人駅に共通する大きな問題だ」と強調する。

 大月市は、これまでの住民の申し入れなどに対しJRが「市と協議中」との回答を繰り返していることを踏まえ、「『協議』とは何を指すのか、また、鳥沢駅にトイレを設置する考えはJRにはないという結論でよいか」という2点について、15日をめどに回答を求めている。「JRの回答をもとに3月の市議会で説明し、対応を検討したい」としている。(平山徹)


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