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新・鉄道綜合スレ

4051チバQ:2022/10/15(土) 16:47:27



■空知の現状 駅や鉄路の撤去、高い関心
 「レールを撤去した後に放置されたら、草ぼうぼうになって畑に虫が入ってくるかもしれない」。深川市の北一已駅近くで農業を営む中野善隆さん(48)は、廃線後の線路跡地の行く末を心配する。

 現在、コメなど44ヘクタールで作付けしており、そのうち約6ヘクタールが線路に隣接する。線路脇の農地を行き来するには踏切まで遠回りする必要があるほか、秋になると線路の草が枯れて用水路に入り、掃除が必要になる。

 廃線後に問題になるのが、線路や駅舎の跡地利用だ。深川市が8月に北一已駅周辺の住民を対象に開いた説明会では、駅や鉄路の撤去について質問が相次ぎ、関心の高さを伺わせた。

 北一已駅は1954年に地元住民が土地買収費や駅舎工事費を負担し、全国初の民間委託乗降場として開設。55年に正式な駅に昇格したが、現在は無人で地域住民が維持管理している。

 歴史的経緯があり、北一已駅周辺の5町内会は対策会議を立ち上げた。代表に就いた前市議会議長の長野勉さん(72)は「跡地利用の際に地元の声を聞いてほしい」と訴える。

 JRと沿線4市町が8月30日に署名した合意書では、代替交通などと同様に跡地利用についても今後、各自治体と個別に覚書を交わすことが盛り込まれた。しかし、北空知3市町(深川市、空知管内秩父別町、沼田町)は、跡地の活用法はいずれも「まだ何も決めていない」と説明する。

 3年半後に迫った留萌線の全線廃止。各自治体には、地元の声を聞きながら跡地利用についてできるだけ早く準備を始めることが求められている。


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