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新・鉄道綜合スレ

4048チバQ:2022/10/15(土) 16:46:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/741274/?rct=n_jrhokkaido
<留萌線廃止 見えた課題>上 代替交通 バス路線拡充、利用減が壁
10/06 05:00
留萌駅前の停留所で乗客を乗せる「留萌旭川線」のバス
留萌駅前の停留所で乗客を乗せる「留萌旭川線」のバス
留萌駅前の停留所で乗客を乗せる「留萌旭川線」のバス
<留萌線廃止 見えた課題>上 代替交通 バス路線拡充、利用減が壁
 「昔は汽車を使っていたけれど、今はバスしか乗らないね」。留萌駅前の停留所でバスを待っていた市内幌糠在住の鈴田タカさん(90)は、旭川から郊外を経由して留萌市内に入る路線バスで通院している。「体力的にも、目的地近くで降りられる方が楽」と頼りにし、「車は持っていないし、バスがなくては生活ができない」と言い切る。

 JR留萌線のうち、石狩沼田―留萌間は前倒しで来年3月末で廃止される。その後の留萌市と市外を結ぶ公共交通はバスが主軸となる。留萌―旭川間には既に「留萌旭川線」があり、留萌十字街から空知管内北竜町碧水、同管内秩父別町、深川市を経由し、JR旭川駅まで84・1キロを約2時間で結ぶ。留萌線に沿うような形で運行しており、廃線後の沿線住民の足にもなり得る生活路線になる見込みだ。

■旭川へ「速達便」

 鉄路の代替バスは不要と判断した留萌市は、住民の利便性向上に向けたバスの運行を新たに計画する。高規格道路の深川留萌自動車道を通り、旭川まで高速で移動させる。「速達便」と名付け、途中停車を原則なくし、留萌―旭川間を1時間半でつなぐことを目指す。路線新設で「買い物や通院など、車を持たない市民でも便利に旭川に向かえるようになる」(政策調整課)と想定する。運行する沿岸バス(羽幌)は「バス利用者の掘り起こしにつながれば」と期待を寄せる。

 留萌線で深川方面に通学していた学生らに向けては、早朝と夕方にデマンド(予約制)タクシーを導入する。市は「深川からの帰路、留萌の郊外に住む人を市街地まで乗せるなど、柔軟な運行体制も考えたい」としている。

■不採算が慢性化

 しかし、JRと同様、バスやタクシーも利用客減による不採算が慢性化している。バス路線の留萌旭川線は、もともと人口減で利用は減少傾向だったが、ここ2、3年のコロナ禍が拍車をかけた。

 運行する沿岸バスは耐えきれず、10月からのダイヤ改正で運行回数を1日8往復から5往復に減便した。同社留萌営業所の藤井信由所長(65)は、円安による燃料高やドライバー不足も理由に挙げ、「路線維持は年々難しくなっている」と説明する。

 さらなる減便は今後も否めない。通院のためバスを利用する鈴田さんは、乗車する間際、「私は週1回しか乗らないので、多少の減便は我慢できる」と理解を示す。ただ、減便にとどまらず路線自体が廃止になれば「長年住んだ家から病院に通うことが難しくなるかもしれない」と不安も口にした。

 JR廃止後の受け皿となるべき公共交通も厳しい経営を強いられている。利便性を高め多くの人に利用してもらえる交通体系をいかに構築していくか。市や事業者には高い壁が立ちはだかる。




 2023年3月末の留萌線石狩沼田―留萌間の廃止まで半年を切った。廃止後の焦点となる代替交通や駅跡地利用の留萌市の課題と、16年に先行して鉄路が廃止された増毛町の現状を探る。(吉川幸佑、猫島一人が担当し、3回連載します)


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