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新・鉄道綜合スレ

403チバQ:2016/02/08(月) 20:43:45
下が見つからないけど
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160202ddlk01020319000c.html
<さらに北へ・北海道新幹線>延伸の現場/上 山を目と肌で感じ 湧水、漁業への影響監視 /北海道

02月02日 10:52毎日新聞

 1月下旬、ニセコ町宮田地区。雪で覆われた山の斜面に、高さ約8メートル、幅約10メートルのトンネルが口を開けていた。2030年度予定の新函館北斗-札幌(約211キロ)開業へ工事が進む北海道新幹線・昆布トンネル(10・41キロ)の掘削現場だ。

 「ギリリリリ……」。約100メートル掘り進められた内部ではうっすらと砂ぼこりが舞い、側面をうがつ金属ドリルの音が響く。直径約2センチの穴から茶色い泥水が吹き出した。壁面が崩れるのを防ぐため、そこに長さ3メートルの金属製のボルトが打ち込まれた。

 柔らかい地質で難関の同トンネル工事は宮田地区と反対側の桂台地区から1日4メートルずつ掘削され、完成は23年5月の予定だ。

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 宮田地区の現場事務所次長、大手ゼネコン・鹿島の太田匠さん(47)は、20年以上トンネル工事に携わったが、新幹線トンネルは初めてだ。道内の炭鉱や青函トンネル工事に従事した熟練作業員たち約30人が支える。

 例えば、掘削現場のボーリング調査。どんなに精密でも、データを分析するのは人の目だ。太田さんは「新幹線車両は自動車よりも壁面のギリギリを走り、より精度の高い工事が求められる。山を目で見て肌で感じられる、ベテランのノウハウが欠かせない」と強調する。

  ×    × 

 だが、工事は必ずしも順調ではない。新函館北斗-札幌は全体の4分の3がトンネルで、排出される土砂は2100万立方メートルに及ぶ見通しだが、約3割で処分地の見通しが立っていない。

 掘削で発生する湧水(ゆうすい)への懸念もある。

 八雲町内の立岩トンネル(16・98キロ)では、すでに工事が始まっている立岩工区(約5キロ)から毎分最大6・5トンの湧水が遊楽部(ゆうらっぷ)川を通じ噴火湾へ流れ出ている。残りの区間や、南へ約5キロ離れた野田追トンネル(8・17キロ)の湧水も近隣の川から同様に流出する。

 地元漁協は「これらの淡水の流れ込みにより海水の塩分濃度の低下や温度変化があるのでは」として、ホタテ養殖など漁業への影響を懸念。昨年12月、建設主体の鉄道・運輸機構に海水の水質を監視するよう求めた。同機構はこれに応じ、今月にも監視に着手する方針だ。開通時期の5年前倒しが決まった北海道新幹線の延伸工事。順調に進めるには、沿線住民の理解が欠かせない。同機構には今後も丁寧な説明が求められる。

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 北海道新幹線は、3月26日に開業する新青森-新函館北斗から、更に北へ延びる。各地で進む工事や、新幹線が通る渡島北部、後志地域の課題に迫る(小川祐希、遠藤修平が担当します)。(社会面参照)

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 ■ことば

 ◇北海道新幹線の札幌延伸

 2030年度の開業を目指し、新函館北斗-札幌(約211キロ)で工事中。新八雲(仮称)▽長万部▽倶知安▽新小樽(仮称)--の各駅が設置される。工事費は約1兆6700億円、そのうち道の実質負担は約2200〜2300億円と試算されている。並行在来線の函館線・函館-小樽は、新幹線開業に伴いJR北海道から経営分離される予定。


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