したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・鉄道綜合スレ

3957チバQ:2022/07/29(金) 07:13:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad7d59b75eb31663cb4bf004b4b152237068bad
東北、鉄路の行く末描けず ローカル線収支公表に沿線住民危機感
7/29(金) 6:00配信

河北新報
寒河江市の西寒河江駅に着いたJR左沢線の列車=22日

 「利用促進に知恵を絞るしかない」「廃線は困る」。JR東日本が28日に収支情報を明らかにした利用者の少ないローカル線のうち、東北では22路線44区間が公表の対象となった。廃線につながりかねない赤字体質が改めて浮き彫りになり、沿線住民や観光業者らは危機感を募らせた。


 山形市近郊を走る左沢(あてらざわ)線(北山形-左沢)は2019年度、寒河江-左沢間で2億8900万円の赤字となった。左沢線は高校生の通学利用が8割以上とされる。左沢高2年の小野初花(ういか)さん(16)は「両親が共働きで車での送迎は難しい。生徒の多くが左沢線を使うので学校の未来にも関わる」と鉄路の行く末を心配する。

 19年度、6億9300万円の赤字だった陸羽西線(新庄-余目)。今年5月、並行する国道トンネル工事のため約2年の全線運休に入り、地元では「このまま廃線か」と不安感が漂う。最上峡芭蕉ライン観光(山形県戸沢村)の鈴木富士雄社長(71)は「沿線自治体と住民が危機感を持って知恵を出すしかない」と強調する。

 花輪線(好摩-大館)は100円の運輸収入を得るのに1万円超を要する区間があり、採算性は特に低い。大館商工会議所(秋田県)の斎藤研太事務局長は「沿線の高齢化が著しいため鉄路の存続は絶対に必要だが、利用促進策は打つ手がない」と頭を痛める。

 盛岡-宮古間の山田線は並行するバス路線に客足を奪われ、19年度は20億円を超える赤字となった。宮古観光文化交流協会(岩手県)の沢田亮会長は「東北新幹線と直結し、観光客の主要な足だ。存続のため鉄道と連携したイベントなどを開く」と話す。

 JR郡山駅を起点とする磐越西線、磐越東線は計4区間で営業費に対する運輸収入の割合が6%を下回った。品川万里福島県郡山市長は25日の定例記者会見で「いずれも通勤通学にとって重要な路線だ。沿線市町村の考えも聞きながら対応したい」と語った。

 国の有識者検討会は、危機的な状況に置かれているローカル線について、鉄道事業者と自治体が協議会を設置するよう提言。都道府県に積極的な関与を促している。

 石巻線や陸羽東線が赤字路線として公表された宮城県の村井嘉浩知事は「JR東の考えを確認しながら対応を検討する」との談話を出した。

河北新報


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板