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新・鉄道綜合スレ

3955チバQ:2022/07/28(木) 20:59:17
https://www.sankei.com/article/20220728-NYIWH7UZLFIXHJBVSARC4XUDVY/
2万円超かけても100円…ローカル線自治体絶句 JR東
2022/7/28 20:15
大竹 直樹
100円の収入を得るために必要な費用は2万2149円-。JR東日本が28日に初めて公表した利用者の少ない在来線の収支は、過疎化や少子化に悩む沿線自治体に衝撃を与えた。「厳しい現実が数字で示された」「バス転換は考えていない」。不採算路線は首都圏も例外ではなく、多くのローカル線が存廃の岐路に立たされている。(大竹直樹)

「厳しいとは聞いていたが、これほどまでとは」。宮城県大崎市の担当者は、JR東が公表した数字を目の当たりにして息をのんだ。地元を走る陸羽東線の鳴子温泉(同市)-最上(山形県最上町)が令和2年度、運営費に対する鉄道収入の割合を示す収支率が0・5%とJR東の地方路線で最も低かったからだ。

100円の収入を得るために2万2千円以上の経費がかかる計算で、赤字路線の中でも突出していた。今後、存廃の議論が加速しそうだが、担当者は「廃止やバス転換は想定していない」と強調する。

千葉県の房総半島を走る久留里線の久留里(君津市)-上総亀山(同)間は、元年度の年間収入がわずか200万円だった。翌2年度には100万円と半減し、最も少なかった。

同市交通政策室の片倉丈寛室長は「久留里線は市民生活の中で欠かすことができない」と語る。沿線には高校もあり、通学利用も多い。あくまで路線の維持を望み、利用促進につながる活動を続けるとしている。

JR東が公表した収支は、元年度の1キロ当たりの1日の平均乗客数(輸送密度)が2千人未満だった区間。昭和62年の旧国鉄分割民営化の際にバス転換などの目安とされた輸送密度は4千人未満だった。それだけに、関西大の安部誠治教授(交通政策論)は「人口減も本格的に始まり、輸送密度が2千人を下回る輸送量が極端に少ない線区(路線区間)は廃止もやむを得ない状況」と指摘する。


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ただ、鉄道が発達している欧州では、赤字ローカル線も社会インフラと位置づけ、税金を投入し維持している。安部氏は「地域の公共交通をいかに残すべきか。都道府県が主導して真剣に考える時期に来ている」と話した。


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