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新・鉄道綜合スレ

3832チバQ:2022/03/24(木) 22:07:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/658671?rct=n_jrhokkaido
<揺れる鉄路 根室線説明会資料から>(上) 生活や観光利用など4点検討、存続に否定的結果
03/18 19:45
高倉健さんが主演した映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名な南富良野町のJR根室線幾寅駅。鉄路の存続は厳しくなっている
高倉健さんが主演した映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名な南富良野町のJR根室線幾寅駅。鉄路の存続は厳しくなっている
 【富良野】市は、JR根室線富良野―新得間の住民説明会を22日から始める。富良野市、南富良野町、占冠村と十勝管内新得町の沿線4首長が1月下旬、同区間の存続を断念し、バス転換議論を進めていくことを確認したことを踏まえ、それまでの検討内容の報告、今後の地域公共交通に関する意見聴取を行う場だ。「鉄路存続の検討」「新たな交通体系の検討」の2回に分け、説明資料の内容を紹介する。

 JR北海道が2016年11月に「JR単独では維持が困難」と発表し、廃止・バス転換を求めてきた同区間について、4市町村は昨年7月から、地元負担を伴う鉄路存続と並行して、バスへの転換に関する協議に入った。その後は今年1月下旬までの間に9回の幹事会を開き、事務レベルで「鉄路存続の検討」「新たな交通体系の検討」を行った。

 「鉄路存続の検討」については《1》生活利用《2》観光活用の可能性《3》災害時の代替ルート《4》費用負担―の4点を議論してきた。だが、いずれも存続には否定的な結果となり、光明を見いだすことはできなかった。

 生活利用では、2018年度に71人だった通学利用者は20年度に52人に減少。通院・買い物などでも15年度の70人が20年度には27人になったという。さらに南富良野町の落合―新得間は「定期券利用はゼロ」と言及した。

 観光活用の可能性では、旅行業者6社からの聞き取り内容を紹介。団体旅行の移動はバスが中心で、個人旅行は「道外客の8割がレンタカー利用」か「JRの特急列車を中心に移動」とし、同区間の利用を観光商品に組み込むことには否定的な意見が多かった。

 災害時の代替ルートとしての活用に向けたJR貨物からの聞き取り結果では、現行の機関車を使うためには路盤やトンネル、橋などの強度に関して「走行ができる線区であるかの調査・改良工事が必要」とした上で、災害時は鉄道輸送を想定せず「トラックによる代行輸送や船舶輸送により対応」との回答が寄せられている。

 費用負担に対する4市町村の考え方は「鉄道利用者が年々減少傾向」「観光事業者による活用が難しい」「災害時の代替ルートの活用の可能性がほぼ無い」ことから、JR北海道から求められた年間10億9千万円の運行費負担は各市町村の「厳しい財政状況の中で困難である」と結論づけている。(福元久幸)


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