したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・鉄道綜合スレ

3803チバQ:2022/03/07(月) 21:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/aeb27990b1f56ffce2f09b0e5963d17927f0c5bf
特急タンゴ・エクスプローラーの今 走れば話題のレア車 3セクきっての豪華列車だった
3/2(水) 16:12配信

乗りものニュース
第三セクター初の本格的特急気動車
特急「タンゴ・エクスプローラー」用のKTR001形気動車(画像:WILLER TRAINS)。

 WILLER TRAINSが運行する京都丹後鉄道の西舞鶴駅(京都府舞鶴市)に、2編成の特急列車が長く野ざらしとなっています。同社以前に宮津線(西舞鶴〜豊岡。現在は宮津を境に「宮舞線」「宮豊線」の通称が使われる)を運行していた北近畿タンゴ鉄道の看板列車だった特急「タンゴ・エクスプローラー」です。

【写真】「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形の現状

 この「タンゴ・エクスプローラー」は2編成あり、うち1編成は現役です。ただし定期運用はないため、運行される際にはファンのあいだで話題になるレア車両となっています。人気の高い車両ではあるものの、なぜこうした状況になったのか、歴史を振り返ります。

 国鉄時代、特定地方交通線に指定された宮津線は廃止対象となっていましたが、JR西日本に引き継がれたのち1990(平成2)年4月1日に、第三セクターの北近畿タンゴ鉄道へ転換されました。

 その時に特急形車両として、KTR001形気動車が新製投入されました。当時非電化だった北近畿タンゴ鉄道線内へ、JR京都駅から直通する特急「タンゴ・エクスプローラー」用として登場したのです。

 KTR001形の足回りは、1988(昭和63)年に登場したJR北海道のキハ183系550番台をベースとしたものです。第三セクター鉄道の有料列車用車両は当時、秋田内陸縦貫鉄道のAN-8900形と、のと鉄道のNT800形が存在しましたが、JRの特急形気動車に匹敵する高性能気動車は全国的にもKTR001形のみであり、JRの電車特急にも劣らぬ俊足を発揮。最高速度は120km/hでした。

 運行開始時はJR京都〜久美浜間で1往復のほか、JR京都→西舞鶴間の下り1本、網野→JR京都間の上り1本という、変則的な運用に就いていました。

設備ヨシ眺めヨシ! リゾート特急の客室
KTR001形気動車の車内(画像:WILLER TRAINS)。

 KTR001形はリゾート特急らしく、客室の床が高いハイデッカー構造です。また客室の側窓には天窓も設けられ、ワイドな車窓を楽しめるよう配慮されています。この天窓と側窓は誕生当時、世界的にも珍しかった複層高反射率ガラスを採用しており、眩しさと熱線を軽減し、外からの目線をある程度遮る効果がありました。

 ちなみに1・3号車客室の最前列からは、運転台越しに展望を楽しめる構造となっています。これは運転席に、大型の1枚ガラスを採用しているためです。

 KTR001形は3両編成で、全車両が普通車ですが、2+2列回転式リクライニングシートのシートピッチは980mmと広く取られ、座席背面にテーブルと跳ね上げ収納式のフットレスト(荷物置きを兼ねる)を備えていました。ベースとなったキハ183系550番台の普通車はシートピッチ940mmでしたから、ゆとりを持たせた設計でした。また、先頭車両の前部にはメロディホーンを装備しています。

「タンゴ・エクスプローラー」は好評を博し、1992(平成4)年には2次車が増備され、「タンゴ・エクスプローラー4号」が豊岡駅(兵庫県豊岡市)発になるなど、活躍範囲が広がっていきます。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板