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新・鉄道綜合スレ

3715チバQ:2021/12/26(日) 14:44:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/626344?rct=n_jrhokkaido

「賛成」「慎重」揺れる空知 新幹線旭川延伸、上川が要望 経済の活性化期待/在来線廃止を危惧
12/23 12:01 更新
北海道新幹線が開業し、華やかな雰囲気に包まれた新函館北斗駅=2016年3月26日
北海道新幹線が開業し、華やかな雰囲気に包まれた新函館北斗駅=2016年3月26日
 北海道新幹線の旭川延伸を巡り、上川管内全23市町村と商工会議所などで構成する「北海道新幹線旭川延伸促進期成会」(会長・今津寛介旭川市長)が、国の基本計画から整備計画に格上げするよう国土交通省に要望したことが新幹線の沿線となる空知管内で波紋を広げている。延伸後の経済活性化に期待の声がある一方、並行在来線となる函館線の存続問題に直結しかねないだけに慎重な姿勢も出ている。

 北海道新幹線は1973年、国が法律に基づき計画した整備新幹線の一つで、2016年に新青森―新函館北斗間が開業、現在、整備計画に盛り込まれている札幌への2030年度末までの開通に向け、工事が進んでいる。旭川延伸に向けては現在の基本計画から整備計画に格上げされることが前提となる。同期成会は今年3月に発足、11月18日に初めて国へ要望した。

 空知の旭川延伸賛成派は、経済団体が中心で、経済活性化を期待する。岩見沢商工会議所の新谷誠悟専務理事は「道内全体の開発を考えた時、旭川延伸は必要」と期成会の活動を歓迎する。岩見沢に加え、中、北空知の商工会議所も旭川商工会議所と共同で国へ要望しているといい、滝川商工会議所の居林俊男専務理事も「人の動きがものすごく速くなり、経済活動も活発化する」と賛同する。

 慎重論もある。函館線の一部である札幌―旭川間は新幹線の旭川延伸時、地元自治体の同意を得ると、JR北海道から経営を分離することが認められる並行在来線となるためだ。札幌延伸では、函館線の長万部―小樽間は経営分離されることとなり、現在、バス転換を含めた存廃協議中だ。余市町が小樽―余市間の鉄路存続を望んでいるが、第三セクターなどによる鉄路維持には相当な地元負担が必要とされている。

 空知管内の商工会議所幹部は、北海道新聞社の取材に対し、「話せることはない」と口をつぐんだ。関係者はその意味を「経済団体として旭川延伸を要望していても、在来線廃止が議論に上がることを意識すると、発言しづらいのでは」と解説してみせた。

 実際、今回の上川側の期成会設立と、国への要望を巡っては、空知側への配慮さえ浮かぶ。事務局の旭川市は「並行在来線の問題が出てくると、それぞれの自治体の思惑もある。まずは上川地域で機運を高める」との判断から、空知側をあえて誘わなかったと、明言した。空知側で延伸に対する温度差が出ることを警戒しているとも言える。

 空知の自治体には「旭川延伸の実現性がどのぐらいあるのか」という懐疑的な声も少なくない。実現しても、「距離的に管内への駅の設置は1カ所だけでは」との見方があることも問題を複雑化しかねない。岩見沢市は「コロナ禍もありJR北海道の経営は非常に厳しい状況で、まずは札幌延伸の効果を波及させていく必要がある」と話す。

 新幹線と在来線はレールの幅が異なるが、国が一時期、西九州新幹線(長崎ルート)での導入を目指して開発を進めたフリーゲージトレインならば、新幹線と在来線の直通運転が可能で、札幌―旭川間の時短が図れるとの考えも出ている。(石橋治佳)


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