したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

新・鉄道綜合スレ

3586チバQ:2021/07/26(月) 11:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1777444ac9d286f942f5175d66e8f87c8f5d5b
ローカル線「減便」に地元衝撃 赤字のJR西、越美北線などで検討
7/26(月) 9:43配信

毎日新聞
JR越美北線に対する市民メッセージ=福井県大野市の同市役所で、横見知佳撮影

 JR西日本が利用客の少ないローカル路線について、10月のダイヤ改正に合わせて減便を検討している。北陸地方では、福井県の越美北線と小浜線の2路線で減便に向けた協議が進められており、地元自治体や地域住民らが便数の維持を訴えている。JR西は両路線の沿線自治体に対し、2割減便の原案を示しており、今後、各自治体と協議を重ね、ダイヤ改正を行う方針だ。【横見知佳】

 ◇30年間で利用者約4割減

 越美北線は越前花堂―九頭竜湖間52・5キロをつなぐ。1960年に開業した。当初は岐阜県の越美南線と結ぶ計画だったが、国鉄の資金難でかなわず、国鉄民営化に伴い87年にJR西が継承した。

 2004年には福井豪雨により鉄橋やレールが流出する甚大な被害を受けた。全線で運行が再開したのは3年後のことだった。「九頭竜線」の愛称で親しまれ、20年には開業60周年を迎えた。

 福井県によると、越美北線の1日当たりの利用者数は記録が残っている1989年度1563人からはおおむね右肩下がりとなり、2002年度に初めて1000人を切った950人となった。06年度が最少の826人で、その後08年度からは900人台を推移し、19年度で918人だった。

 ◇「観光協定を結んだばかり…」

 JR西は20年度の最終(当期)利益で2173億円の赤字となり、全てのエリアで利用状況に応じたダイヤの見直しを行うことを5月に発表した。利用の少ない早朝や夜間、昼間の時間帯での減便を検討している。利用の多い通勤・通学の時間帯は維持する方針。一方で、観光客が増える時期など利用が見込める際には臨時列車を運行するなどして柔軟に対応する考えも示している。

 福井県と福井市、大野市、JR西の金沢支社は3月に越美北線の観光利用促進に関する連携協定を締結した。その約2カ月後のダイヤ見直し方針発表に、福井市の担当者は「協定の目的と逆行している。北陸新幹線の福井開業も控えており、このタイミングでの減便は受け入れがたい」と戸惑いを見せた。県と福井、大野両市はJR西に減便の撤回を求めている。

 ◇あの手この手で利用促進

 JR西のダイヤ見直し発表は沿線住民に衝撃を与えた。大野市は「越美北線が最大の危機に直面している」として、市民に対して「乗って残そう」を合言葉に月1回を目標に越美北線の乗車を、6月下旬から呼びかけ始めた。同市の担当者は「いつ、どう乗れば良いのか分からない市民も多いので現状を提示して目標を設定した。公共交通は乗らないと残らないので行政も仕掛け作りをしていく必要がある」と話した。

 同市役所では越美北線を紹介する企画展が開かれており、「越美北線がんばれ」などとメッセージが50枚以上寄せられている。ほかにも、市観光協会が独自に御朱印風の乗車記念証を配布したり、市などが幻の国鉄越美線を電車とバスでたどるツアーを計画したりして、乗車盛り上げに力を入れる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板