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新・鉄道綜合スレ

3559チバQ:2021/06/20(日) 18:01:36
☆「分かりにくい」
 新制度で必要となるのが「エヌタスTカード」か「nimoca(ニモカ)」のいずれかのカード。既に持っている人は新たに購入する必要はない。年間助成額は5千円で従来と同じ。ただ大きく異なるのが、利用後にポイントで付与される点。このため実質的には「先払い」となる。
 バスや電車を利用するたびにカードに運賃と同額のポイントがたまっていき、これを電子マネー(上限5千円)と引き換えることができる。期限内であればいつでも可能。ただ交換するには、専用の交換機や窓口がある場所に足を運ぶ必要がある。バスや電車の中で交換はできない。
 長年、紙券を使い慣れた市民からはこの「煩雑さ」が不評を買っている。取材した高齢者は「わざわざ交換機まで行くのは足が不自由な高齢者には酷だ」「面倒で、外出する気がうせた」などと落胆を隠さない。「カードに5千円分入金してもらえる」と誤解している市民もいる。

☆不正使用を防止
 それぞれのカードに事前に入金できれば一番すっきりしそうなものだが、それができない事情がある。一つは、カード会社のシステム変更に多大な費用が掛かること。加えて、カードはコンビニをはじめ交通機関以外でも利用できるため「交通費助成の趣旨に沿わない」と市は説明する。要は「不正使用」の防止だ。
 同市福田本町の無職、奥村佳代子さん(79)は「『ありがたい』と思って紙券を使ってきた」と感謝しつつも、「他で(不正に)利用しようなんて思わない。市民を信用していないのが悲しい」と嘆く。

☆抵抗は当たり前
 こうした市民の反応について、田上富久市長は5月の定例会見で「分かりにくさ、あるいは誤解を招く部分があった」とし「説明する場を増やし、理解して慣れてもらえるまで努力を続ける」と述べた。
 6月16日の定例市議会教育厚生委員会でもこの件が取り上げられ、委員から「説明をして、時がたてば理解してもらえるという話ではない。制度の見直しが必要」「使用後の市民の声を検証してほしい」などと指摘や注文が相次いだ。
 市高齢者すこやか支援課の担当者は「4月、5月に(市民を)混乱させてしまい、制度理解への努力ができたか、反省すべきと思っている」と陳謝。「紙媒体だけでなく、映像なども使って理解していただけるようにしたい」とした。
 ユニバーサルデザインなどが専門の長崎総合科学大の橋本彼路子教授(59)は「(市民の間で)抵抗があるのは当たり前。助成制度を利用するのは70歳以上の高齢者。市は、利用者の意見に真摯(しんし)に耳を傾け、より良いシステムづくりを目指す必要がある」と指摘している。


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