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新・鉄道綜合スレ

34チバQ:2015/08/26(水) 23:14:27
http://www.sankei.com/west/news/150822/wst1508220055-n1.html
2015.8.22 16:48

「四国新幹線」実現を 地元「空白地帯」に危機感

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(1/3ページ)【新幹線】

新幹線の整備状況
 四国4県を結ぶ新幹線の整備を求める声が高まっている。背景にはJR四国の経営難や人口減少問題がある。北海道新幹線が来春開業すれば全国で唯一、整備網から外れる「空白地帯」になるとの地元の危機感も強い。

 「もはや経営努力では限界がある。新幹線が来なければ四国の在来線は絶滅する」。JR四国の梅原利之相談役(76)は危機感をあらわにする。

 車社会の四国では、高速道路の延伸に反比例するかのように、住民の鉄道離れが進む。2014年度の9在来線の1日1キロ当たりの平均輸送密度は、1989年度比で2052人少ない4461人にまで激減した。

 全国で最も早く進むとされる人口減少も懸念材料だ。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、4県人口は10年に約398万人だったが、40年には約296万人になる。実に1県分の人口が“消滅”する計算で、関係者は四国内外の交流強化が今後の発展に欠かせないと強調する。

 四国経済連合会の石原俊輔専務理事(59)は「九州、北陸で開業し、来春は北海道まで延びる。四国だけ、ぽっかり取り残された状態だ」と焦りをにじませる。

 こうした状況を踏まえ、4県や四経連などで構成する「四国の鉄道高速化検討準備会」(現・連絡会)は昨年4月、新幹線導入に向けた基礎調査結果を公表した。

 調査では、国が73年に基本計画を決定した「四国新幹線」(大阪-徳島-高松-松山-大分間、477キロ)と「四国横断新幹線」(岡山-高知間、143キロ)の2路線のほか、2路線を交差させ、「四国新幹線」の海峡トンネル部分(大阪-徳島、愛媛-大分)を除いた新路線案(302キロ)を検証した。

 その結果、海峡工事が必要ない新路線案では、建設費などが約1兆5700億円掛かるが、経済波及効果が年間169億円と3路線の中で最大と試算。岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋が新幹線規格であることも利点で、新大阪と各県庁所在地間の移動は29〜112分短縮される。

 調査結果を受け、4県知事らでつくる別組織は新路線案周知のための講演会開催やポスター、看板の設置を始めた。自民党四国ブロック両院議員会は8月、整備計画への格上げの前提となる調査費の予算措置を講じるよう財務省などに求めた。

 ただ、四国と同じ凍結状態の基本計画は、山陰(大阪-下関)や東九州(福岡-鹿児島)など他に9路線ある。各地から整備要望が上がる中、実現には「住民の盛り上がりが不可欠」と関係者は口をそろえる。

 梅原相談役は「新路線案の沿線人口は開業地域と比べても遜色がない。四国一体となっての取り組みが大切だ。実現に向け、遺言のように訴え続けたい」と話す。


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