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新・鉄道綜合スレ

3313 荷主研究者 :2020/11/21(土) 21:09:18

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/474868?rct=n_hokkaido
2020年10/28 18:51 北海道新聞
<論点・並行在来線-新幹線時代を前に>1 見えぬ展望 迫る決断、協議会は様子見

新幹線駅に生まれ変わる倶知安駅。並行在来線の存廃は駅の設計や駅前再開発に影響する

http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20201028hokkaido02.JPG

 2030年度に北海道新幹線が札幌に延伸し、後志管内を新幹線が走る。同時にJR北海道は並行在来線の函館線小樽―長万部間を経営分離する。

 8月26日、倶知安町役場で開かれた並行在来線対策協議会後志ブロック会議。沿線9市町の首長が年に1回顔をそろえる会合で、小樽市と共に新幹線駅が設置される倶知安町の文字一志町長は業を煮やしたかのように漏らした。「駅周辺のまちづくりに相当、苦労している。日程もかなりシビアな状況だ」

■24億円の赤字

 町中心部の現駅に新幹線を引き込む大事業。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は26年度には土木工事を終え、速やかに駅舎建設に入りたい考え。在来線を残すか否かで駅の構造は大きく変わり、町の担当者は「このままでは駅前再開発にも手を付けられない」と気をもむ。一体でニセコ地域を構成するニセコ町の片山健也町長も「23年には方向を見いだすよう努力を」とせかした。

 ただ、話は簡単にはまとまらない。

 小樽―長万部は年24億円の営業赤字を生む不採算路線だ。JRが手を引いた後、第三セクターが運営すれば赤字は基本的に道と沿線市町が引き継ぐ。利用者の多い小樽―余市とそれ以外では地域事情も異なり、財政負担を巡る調整は難航が必至。バス転換論も浮上するが、「利便性が住民から見えないと受け入れられない」(黒松内町の鎌田満町長)と慎重論も根強い。

■材料そろわず

 結局、会議は並行在来線存廃の判断時期について、当初目標の延伸5年前(25年度)から前倒しするとの昨年の方針を再確認するにとどまり、様子見が続く。

 新型コロナウイルスの感染拡大が視界をさらに不良にする。JRがこの夏に実施予定だった需要調査は来年度に延期され、議論を詰める材料もそろわない。

 新幹線が後志を駆け抜ける日まであと10年。鉄路は存続するのか、それとも―。展望が見えないまま、決断の時が近づいている。(桜井翼)

 ◇

 並行在来線の存廃は地域の交通やまちづくりを左右する。遅くとも25年度までの5年以内に結論が迫られる中、積み残しの論点を整理する。(7回連載します)


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