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新・鉄道綜合スレ

3122チバQ:2020/06/18(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7fda3db16bccb0fa76aead32cfd89886aec7ddc
<九州新幹線長崎ルート>複数アセス提案、国交省「覚悟のアイデア」 佐賀県は一蹴、隔たり鮮明




6/18(木) 11:33配信


 提案からわずか1時間での拒否だった。佐賀県は17日、九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖-武雄温泉)を巡り、国土交通省から五つの整備方式に対応した環境影響評価(アセスメント)を実施する提案を受けたことと、それを即座に拒否したことを同時に明らかにした。通常の公共事業ではあり得ない「覚悟のアイデア」(国交省関係者)だったが、かえって両者の隔たりを鮮明にする格好となった。

 国交省がアイデアの存在を明かしたのは佐賀県との整備方式の「幅広い協議」に入った5日。幹線鉄道課の足立基成課長が「膠着(こうちゃく)状態を前に進めるアイデアがある」と切り出した。

 通常は整備方式やルートを決めてから進めるアセスを、複数の方式で同時に進める異例の策。「『5択なら議論できる』という知事の意向に沿うべく、省として知恵を絞り出した。断る理由がない提案だ」。足立課長は「その日に電話で回答されるような軽いものではない。正式な回答はもらっていないとの認識だ」と県の対応を疑問視した。

 佐賀県は、国交省の「高等戦術」と受け止める。県が提案を拒否すれば、厳しい状況を招いた責任を県に転嫁できる。もし県が提案を受け入れれば、事業着手が前提のアセスに合意したという既成事実を積み重ねることができる。県幹部は「どちらに転んでも国交省は構わないと思うはず」と勘繰る。「実際にアセスが必要なのはフル規格とミニ新幹線だけ。残る三つは『5択』に見せる方便だ。後になって『フルのアセスに合意したではないか』と迫ってくる」

 国交省の動きに警戒感をあらわにする佐賀県。そもそも、なぜ5日に国交省との「幅広い協議」のテーブルに着いたのか。国交省さえ「全く予想していなかった」と言うように、関係者が驚いた判断の背景には県の周到な計算があった。

 「シナリオ通り」。県関係者は協議入りの内幕をそう表現した。県が作成した協議入りの前提を確認した文書案の「新大阪直通にはこだわらない」との表記。国交省がこれに「協議の中で議論すべきこと」と削除を求めるのは事前に読んでいた。「そのせりふが出れば、協議入りすると返すことは決めていた」

 一方、協議に入らないことで、だだをこねているように見られることに県側は神経をとがらせていた。県関係者は言う。「なぜ話さえ聞こうとしないのか-。知事は各方面からそんなプレッシャーを相当かけられていたはずだ」

 協議入りしても、しなくても実質的な議論の中身は変わらない。県側はこう説明するが、フル規格に反発する県民世論から「知事は折れた」と見られることも懸念した。山口祥義知事は6月定例県議会の冒頭、「フル規格は受け入れられないというこれまでの考えは変わらない」と強調するとともに、「引き続き協議の中で議論を戦わせることになった」と述べた。

 次回の協議で、国交省は5方式の最新データを数字で示すとみられる。議論の本質を「5方式の価値評価」に置く。かたや佐賀県は確約されない数字の議論には応じない姿勢で、あくまでこれまでの経緯を踏まえた筋論を主張する考え。「未来」を語りたい国交省と、「過去」を重視する佐賀県。かみ合わない論戦の先行きは見えない。


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