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新・鉄道綜合スレ

3114とはずがたり:2020/06/09(火) 10:46:10

国鉄(JR)から食堂車が消えた本当の理由
鳥塚亮 | えちごトキめき鉄道代表取締役社長。元いすみ鉄道社長。
2019/5/25(土) 16:19
https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20190525-00127315/

特急列車の大衆化が招いた売り上げの減少
筆者がアルバイトした8月は国鉄の書き入れ時で、お盆の輸送などで列車は大混雑でした。

車内は車内販売のワゴンが通れないほど混雑している状態でしたが、そういう車内へお邪魔すると、「何でこんなに混んだところに入って来るんだ。」と煙たがられる反面、意外にも商品がよく売れました。

身動きできない車内で、お客様は車内販売が来るのを待っていたのです。

では、食堂車はどうかというと、チーフが浮かない顔をしています。

列車が終着駅に近づいて、売り上げの集計をしていると、「ダメだなあ。」とこぼしているのです。

その時のチーフの口から出た言葉は、

「自由席の客に粘られたんじゃ、たまったもんじゃない。」

ということでした。

上の編成表をよく見ると、「はつかり」以外の他の特急列車にはすべて自由席が連結されていて、座れなかった乗客が席を求めて食堂車に流れ込んでくるという構図があったのです。そして、せっかく座った自由席ですから、食堂車へ行こうものなら立ち客に自分の席を奪われかねませんから、自由席に座っているお客様も食堂車に来ない。食堂車に来るのは編成中車両が減らされた指定席のお客様と自由席で座れない人たち。これでは売り上げなど上がるはずもありません。

筆者が自分の経験から考える食堂車が無くなった理由というのは、特急列車に自由席を連結するようになったこと。

それまで指定券を持たなければ乗れなかった特急列車に自由席を付けることにより、利用者にとっては特急列車のハードルがグンと低くなったことが、食堂車を廃止に追い込む原因となったのです。


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