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新・鉄道綜合スレ

3110とはずがたり:2020/06/03(水) 17:59:43
北海道新幹線「320km/h化で5分短縮」の大きな意味。JR北海道が正式発表
たった5分の短縮だけど
https://tabiris.com/archives/hokkaido-shinkansen320/
2019年5月16日

北海道新幹線の320km/h運転が実現しそうです。JR北海道が120億円を自社負担して、最高速度の向上を求めることを、正式に発表しました。

追加工事費120億円
JR北海道は、2030年度末の開業を予定している北海道新幹線の新函館北斗〜札幌間212kmについて、320km/hで走行するための関連工事の実施を国土交通省に要請しました。

同区間のうち、トンネル区間の約170kmでは、約30か所のトンネル坑口に設置される緩衝工を延長します。トンネル区間以外の約42kmについては、約30kmで防音壁を嵩上げし、それに伴って高架橋の強度を上げる工事をします。

北海道新幹線の建設工事は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が主体となって進められています。JR北海道では追加工事費を約120億円と見積もり、それを同社が負担することによる最高速度の向上を、国土交通省に要請したわけです。同社は、120億円の費用の一部負担を、国に求めています。

現在、同区間は260km/h運転を予定していますが、320km/h運転が実現すれば、新函館北斗〜札幌間の所要時間が5分短縮します。

法令では260km/h
北海道新幹線は全線が整備新幹線として建設されています。整備新幹線の最高設計速度は、全国新幹線鉄道整備法第7条第1項の規定に基づく整備計画において、260km/hと定められています。したがって、北海道新幹線も全線が最高設計速度260km/hを前提に設計されています。

ただ、東北新幹線ではすでに320km/hでの営業運転が行われており、半世紀前に作られた東海道新幹線ですら、最高速度は285km/hです。整備新幹線の規定は時代遅れで、とくに、北海道新幹線は首都圏との長距離輸送を担うため、最高速度の向上については以前から議論されていました。

「費用」と「着工時期」がハードルに
2010年8月27日の整備新幹線問題検討会議では、北海道新幹線について、青函共用走行区間における運行形態のあり方、並行在来線の経営のあり方と並び、最高設計速度の向上が課題として挙げられました。

しかし、このときは、「最高速度を360km/hに設定した場合、時間短縮は図られるが、騒音防止の対策等により費用が増大するため、費用対効果が縮小」「整備計画の変更(中央新幹線の場合、審議会への諮問〜答申まで1年3ヶ月)や環境影響評価の実施(3〜4年間)により、着工が大幅に遅れることとなる」の2点を理由に、最高設計速度の見直しは行わないとの結論に至っています。(平成24年1月27日整備新幹線小委員会資料)


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