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新・鉄道綜合スレ

3071チバQ:2020/04/12(日) 15:54:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/406023?rct=n_jrhokkaido
札幌延伸へ続く「試練」 北海道新幹線、26日で開業4年 赤字年100億円に/高速化議論は難航
03/26 05:00
26日に開業4周年を迎えた北海道新幹線
26日に開業4周年を迎えた北海道新幹線
 26日に開業4周年を迎えた北海道新幹線(新青森―新函館北斗間)は、2030年度末の札幌延伸に向けていばらの道が続く。利用低迷で新幹線の赤字が年100億円規模となる中、JRは札幌延伸時に収支均衡を目指すが、高速化のネックとなる貨物列車との共用走行区間の問題は議論の終着点が見えない。

■島田社長「しっかり乗り越える」

 25日正午すぎ、北海道新幹線の終着駅のJR新函館北斗駅(北斗市)の乗降客は少なく、普段なら目立つ大きなキャリーバッグを引く外国人観光客の姿も、ほとんど見られなかった。

 駅構内で観光案内所を運営する北斗市観光協会の八木橋直弘事務局長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、閑散期の冬場以上に乗降客が少ない」と嘆く。青森出張で新幹線を利用する札幌市の会社員渡辺優さん(43)は「函館と青森の両方に出張するような特殊事情がないと、新幹線を使うことはないのでは」と話した。

 北海道新幹線は通常時でも平均乗車率が25%ほどで、3月に入ってからは利用客が前年に比べ7〜8割減少。JRは感染拡大で、1月下旬から3月末までの新幹線を含む減収額が47億円に上るとみており、島田修社長は11日の記者会見で「大きな試練をしっかり乗り越えなければ」と強調した。

 JRにとって11年後の新幹線札幌延伸は、社運をかけたプロジェクトだ。昨年4月に発表した長期経営ビジョンでは、延伸実質初年度となる31年度に国などの支援なしに黒字化し「自立経営」する姿を描いた。

 ただ、それに欠かせない新幹線高速化に関する国やJR、JR貨物による協議は難航している。現在、青函トンネルなど貨物列車との共用走行区間82キロは、すれ違い時の貨物の荷崩れなどを防ぐため、時速140〜160キロに制限。東京―札幌間は約5時間かかるが、延伸時には共用走行区間を最高260キロ、その他を同320キロに高速化し、4時間半を目指す。

 高速化策としては貨物列車の減便や海上輸送への転換も浮上するが、道内の物流網全体への影響が大きい。国土交通省などはダイヤを調整するなどして、青函トンネル内で貨物列車を原則走らせずに新幹線のみが走る時間帯を設ける方法も検討する方向だ。

 在来線を含めた経営難の解消も重い課題だ。18年度のJR全線区の営業損益の合算は549億円の赤字。19、20年度の国の支援は総額400億円だが、21年度以降どうなるかは決まっていない。支援の内容によっては、JRの経営難がさらに深刻化し、赤字額の大きい北海道新幹線に批判の矛先が向く可能性もある。(徳永仁、関口潤)


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