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新・鉄道綜合スレ

3020チバQ:2020/03/13(金) 17:16:32
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200312-00334351-toyo-bus_all

新幹線の札幌延伸で「長万部」起死回生できるか


3/12(木) 5:10配信

東洋経済オンライン







新幹線の札幌延伸で「長万部」起死回生できるか


町の中心部に建つ長万部駅舎=2019年5月(筆者撮影)


 延伸工事が進む北海道新幹線は、新函館北斗―札幌間212kmに新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)の4駅が建設される。そのほぼ中間、長万部町で2019年4月、注目すべき活動が始まった。

【写真】北海道新幹線の駅ができる長万部の現在

 隣接する黒松内町、豊浦町と3町で「はしっこ同盟」を結成、新しい「まち」をつくる勢いで連携が進んでいるのだ。札幌延伸まで11年、新幹線は早くも、地域を変えようとしているのか。

■「はしっこ」から「ど真ん中」へ
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 「はしっこも 集まりゃ 俺らがど真ん中」。長万部町役場の会議室のパネルに“設立宣言”というべきキャッチフレーズが躍る。3町が地図上で「手」をがっしり握り合うイラストと一体化し、シンボルマークを構成する。ユーモラスな、しかし地に足が着いたたくましさを感じさせる。豊浦町出身・在住の44歳のデザイナー、宇川裕哉さんが制作した。

 筆者が初めて「はしっこ同盟」の名を耳にしたのは2019年5月だった。北海道新幹線調査のため長万部町役場を訪れ、名前とシンボルマーク、斬新なコンセプトに心ひかれた。ただ、当時はまだ調印から1カ月とあって活動は始まったばかりだった。そこで同年10月末に再訪し、加藤慶一まちづくり推進課長、岸上尚生新幹線推進課長らに話を聞いた。
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 3町は渡島半島の付け根に並び、長万部―黒松内の中心地間が20km、車なら30分弱だ。長万部―豊浦間、豊浦―黒松内間はともに約40km・約40分の距離にある。地形的にはどうみても「端っこ」ではない。いったい、なぜ? 

 「3町はそれぞれ、道庁の総合出先機関である『総合振興局』の管内の端に位置しています。長万部町は渡島管内の北端、黒松内町は後志管内の南端、豊浦町は胆振管内の西端です」。そう解説してくれた加藤課長が、「はしっこ同盟」の名付け親だという。長万部町から渡島総合振興局のある函館市までは約110kmの道のりで、後志総合振興局のある倶知安町や、胆振総合振興局のある室蘭市よりも遠い。


 「以前から、3町とも『端っこ意識』が強かった。『はしっこ同盟』を『真ん中同盟』にしたい」と加藤課長。誕生のきっかけは、北海道新幹線・長万部駅の整備計画だった。

 幕末の1858(安政5)年、長万部に約100戸の農民が入植し、まちの基礎ができた。1903(明治36)年には現在の函館本線・長万部駅が置かれ、鉄道のまちとして第一歩を踏み出す。1923(大正12)年に現在の室蘭本線の一部が開通し、長万部駅は「山線」と呼ばれる函館本線と、「海線」と呼ばれる室蘭本線の分岐点となった。
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 長万部町はホタテなどの海産物や「かにめし」で知られる。黒松内町は「ブナ北限のまち」を掲げ、アウトドア・アクティビティやハム、チーズが売り物だ。豊浦町はイチゴやホタテ、豚肉が特産で、「日本一の秘境駅」と呼ばれる小幌駅(室蘭本線)がある。このほか、長万部町には東京理科大長万部キャンバスが建ち、基礎工学部の1年生(定員360人)が学んでいる。道南では、函館市以外で唯一の高等教育機関だ。

 1998年、北海道新幹線の新函館(仮称・当時)―札幌間のルートが公表され、長万部駅などの設置も決まった。しかし、工事実施計画の認可と着工は2012年までずれ込んだ。その後、完成予定は当初の2035年度から2030年度末、つまり2031年春へ前倒しされたものの、建設決定から着工まで14年、完成まで33年を要する。北海道新幹線の整備計画が策定された1973年を起点に数えれば、札幌開業は58年目に当たる。


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