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新・鉄道綜合スレ

2995チバQ:2020/02/18(火) 15:29:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200217-00330468-toyo-bus_all

近鉄特急ひのとり、速さ・安さと違う「魅力」は?


2/17(月) 5:10配信

東洋経済オンライン
近鉄特急ひのとり、速さ・安さと違う「魅力」は?
真っ赤に輝く近鉄の新型特急「ひのとり」(記者撮影)


 近畿日本鉄道が3月14日から大阪難波―近鉄名古屋間で営業運転を始める新型特急「ひのとり」が試運転を繰り返している。これまでの近鉄の特急列車とはまったく違う、真っ赤な外観が沿線の人気の的だ。

【写真】「ひのとり」真っ赤な外観からゆったりした車内まで全貌を紹介

 近鉄特急の基調カラーともいえるオレンジと白ではなく、「メタリックレッド」を採用した。選定に当たっては赤以外の色も検討したが、青は伊勢志摩への観光特急「しまかぜ」が使っており、「スピード感があり、先進的な色という理由でメタリックレッドに決まった」と近鉄鉄道本部の深井滋雄・技術管理部長が明かす。
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■売りは「快適さ」

 ライバルは新幹線と高速バスだ。近鉄の特急列車「名阪特急」で大阪難波―近鉄名古屋間を移動すると、所要時間は2時間程度、運賃と特急料金を合わせた料金は4340円となる。新幹線なら所要時間は50分程度。料金は高速バスなら2000円台で乗れる。

 つまり、スピードを重視する人は新幹線を、安さを重視する人は高速バスを選ぶ。そこで、ひのとりはスピードでも料金でもなく、「快適さ」を売り物とした。コンセプトは「くつろぎのアップグレード」である。
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 ひのとりの魅力を際立たせるのは、両端の先頭車「プレミアム車両」だ。車内は全席3列シートで、通常の4列の列車に比べて横がゆったりしているだけでなく、前後間隔も130cmと、東北新幹線や北陸新幹線の「グランクラス」並みに広がった。現在の名阪特急で主力の「アーバンライナー」よりも25cm広い。

 シートにはバックシェルが採用された。「後ろに座っている乗客が気になり、座席の背もたれをめいっぱい倒せないという声に配慮した」と、深井部長は話す。
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 シートの生地は本革が使用され、電動リクライニング、電動レッグレストなどの設備も搭載された。まさに在来線のグランクラスといってよい。これらのシートにはヒーターも設置されている。「座っているうちに腰のあたりが暖かくなる」(深井部長)というきめ細かな配慮が施されている。

 プレミアム車両は通常より床面の高いハイデッカー構造となっており、前面、側面の大きなガラス越しの眺望も抜群だ。ただ、その構造上、客室に入るためには階段がある。バリアフリーの面では改善の余地がある。


■「レギュラー」もグリーン車並み

 通常の「レギュラー車両」の快適性も高めた。シートの前後間隔は従来の車両より11cm広い116cmで、新幹線のグリーン車並みだ。レギュラー車両のシートにもバックシェルを採用している。

 2両あるプレミアム車両のデッキには「カフェスポット」が設けられた。コーヒーサーバーがあり、1杯200円でコーヒーが買えるほか、スナックの自動販売機も設置している。

 最近、新幹線を中心にコーヒーの車内販売を取りやめるケースが増えているが、コーヒーサーバーがあれば、豆を挽き立てのコーヒーの味と香りが楽しめる。今回のケースがきっかけとなって、コーヒーサーバーを設置する列車が増えるかもしれない。
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 目に見えない部分では、無線LANによるインターネット接続にも力を入れた。無料Wi-Fiを提供する列車が増えているが、いざ使ってみると、容量不足のせいかつながりにくいケースも少なくない。深井部長は「その点についても考慮した」と話す。さすがに乗客全員が動画を視聴したらつながりにくくなるだろうが、快適なネット環境が確保されていることを期待したい。

 車内の快適度が増した分だけ、料金は若干の引き上げとなった。「特別車両料金」として、大阪難波―近鉄名古屋間ではプレミアム車両で900円、レギュラー車両で200円を上乗せする。利用者にアンケートをとって、「これくらいの値段なら乗ってくれるという設定にした」という。


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