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新・鉄道綜合スレ

2925チバQ:2019/12/24(火) 18:18:04

■直通先が目黒線で大丈夫なのか? 
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 さて、日吉で東横線と目黒線につながるならば、相鉄との直通列車がどのように運行されるかが最大の関心事だ。

 東横線のバイパス機能を果たすべく東横線の複々線として延びてきた目黒線は、日吉がその終点である。したがって、渋谷―横浜間の一中間駅から新たな列車ダイヤを潜り込ませることになる東横線よりも容易に、目黒線へと直通列車を結合させることができる。それで相鉄・東急直通線は多くの本数を確保できることになる。だがその一方、目黒線はもともと目蒲線という支線であり、渋谷ターミナルの絶大な吸引力に対する目黒の立地を思うと、果たして目黒線への直通中心でよいのか、との疑問を向けた。そこで返ってきた答えは、目黒線の成長ぶりであった。



 全国的な人口減がいわれる中で、東京はなおも人口増が続いてゆく。ことに居住エリアとして人気が高い東急各線は、堅調に利用を伸ばしている。2000年にJRの湘南新宿ラインが誕生し、小田急は湘南急行、東急は東横特急を新設して備えるといった東京都心と神奈川方面間の鉄道事情に一大変化があり、以後も2010年に武蔵小杉に横須賀線の駅が新設されるなどで一時的なへこみは見られる。

 だが2008年には港北ニュータウンから日吉につながる横浜市営地下鉄グリーンラインが開業、そして2013年に東横線が渋谷で副都心線と直結し、東武東上線や西武線方面との直通運転を開始した話題性は大変なものだった。
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 このように東横線の沿線はどんどんネットワークを拡大させるとともに利用を増やした。途中駅の乗降人員も増えている。東横線利用者は2005年度に1日あたり約107万人だったが最近の2018年度は約124万人で、およそ17万人増加した。JRが横須賀線に武蔵小杉駅を作ったのも、当地の利便性から大規模再開発が急進展したからだ。

 そして、この利用増による混雑を吸収するべく東横線を支えたのが目黒線であり、2000年に目黒―武蔵小杉間の路線として誕生、まもなく地下鉄2路線に直通を開始した。2006年に急行運転開始、地下鉄グリーンラインが開業した2008年に日吉延伸と、機能を拡充している。
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 地下鉄2線で日比谷・大手町・永田町などの地に直結するばかりか、目黒乗り換えでこれまた発展著しい大崎や品川も近い。こうしたアドバンテージから運転本数も増加の一途をたどり、現在、ラッシュ時は東横線に迫る本数(武蔵小杉駅平日上り7時台=東横線23本、目黒線22本、8時台=同24本、20本、9時台=同19本、15本)を運行している。ピーク1時間の乗車率も東横線に匹敵する(2018年度の東横線祐天寺→中目黒間172%、目黒線不動前→目黒間174%)とのこと。


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