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新・鉄道綜合スレ

292チバQ:2015/12/20(日) 17:34:01
http://www.asahi.com/articles/ASHDJ6HH4HDJPLFA018.html
■沸く北陸:上

 雪におおわれた北アルプスを望む田園地帯に、ファスナーの世界シェア首位を誇るYKKグループの製造・研究開発拠点がある。

 3月に開業した北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅(富山県黒部市)から車で20分弱。国内最大のこの黒部事業所には、東京の本社から人事や経理、財務などの管理部門が移りつつある。来年3月末までに、本社にいる約1500人のうち約230人が異動し、従業員が6千人を超す黒部事業所に加わる予定だ。

 東京から2年半ほど前に転勤してきた経理部の示村淳さん(44)は「東京での2時間近くの電車通勤から解放され、夕食を家族と一緒に食べられるようになった。6歳の息子も楽しんで生活しているし、仕事の面でも不便はない」と話す。

 本社機能の一部移転は、2011年3月の東日本大震災がきっかけだった。電車が止まったことで東京本社への通勤が難しくなる人が続出し、そうした災害時に支障が出ないよう、機能分散が検討された。

 YKKにとって富山は戦後、再出発の礎を築いた地だ。戦災で東京の工場が焼失、代わりに創業者の出身地、富山県魚津市に1945年、工場を設けた。55年には隣の黒部市にファスナー工場をつくり、増産に伴い研究開発も担うようになった。いまの黒部事業所には、ファスナー以外にもシャッターやドアなど建材部門の工場が集中する。来年4月の開設に向け新たな研究開発拠点の建設も進む。

 本社機能にまで移転を広げる決断を後押ししたのが北陸新幹線の開業だ。YKKの広報担当者は「新幹線で東京がぐっと近くなり、高品質の商品づくりにどう取り組んでいるのか、黒部に顧客を招いて見てもらいやすくなった」と話す。

   ■    ■   

 東京から北陸に本社機能の一部を移した「先輩」が建設機械大手のコマツだ。


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