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新・鉄道綜合スレ
2907
:
チバQ
:2019/12/09(月) 14:50:02
■「青春18きっぷ」泣かせの区間?
この両区間を、あえて普通列車に乗ってみるのも面白い。筆者も何度か乗ったことがあるが、新幹線電車とはまったく異なるローカル線の味わいが堪能できるなど、好きな鉄道シーンのひとつでもある。
山形新幹線の福島〜米沢間には鉄道における難所のひとつとしても名高かった板谷峠があり、「つばさ」でさえ速度を落としているが、各駅に丁寧に停車していく普通列車で足跡をしるしながら行くのもまたオツなものだ。かつてスイッチバック駅だった赤岩、板谷、峠、大沢の各駅のうち、赤岩を除く3駅には雪避けのシェルターが設置されており、途中下車をしながらかつての鉄道名所を探訪するという楽しみ方もある。
また、この沿線には“秘湯”ともいえる温泉もあるので、季節によっては足を延ばしてもいい。米沢〜新庄間では、軌間の違いがあるほかはとりたてて特徴はないが、山形〜羽前千歳間は左沢線と仙山線、南新庄〜新庄間は陸羽東線と並行する区間で、異なる軌間のレールが並ぶ様子が見られる。
「こまち」が走る田沢湖線も難所続きの山岳路線だ。とりわけ赤渕〜田沢湖間は顕著で、この18.1キロの区間には大地沢と志度内という2カ所の信号場が設置され、列車の行き違いが日に数回実施されている。これは「こまち」であっても例外ではなく、人跡に乏しい山あいの信号場で停車するひとときは味わい深いものがある。普通列車と「こまち」とで片道ずつ体験してみたい区間といえるだろう。
これらの峠越え区間は、普通列車の運転本数の少なさも特筆できる。福島〜米沢間で板谷峠を越えて走る列車は1日に6往復。日中は上下とも4時間前後の空白時間帯がある。田沢湖線の雫石〜田沢湖間はさらに少なく、1日4往復に絞られている。下りで9時間2分、上りで9時間12分にも及ぶ空白時間帯があり、“18きっぱー”泣かせの区間ともいえそうだ。
ちなみに、「青春18きっぷ」を使い東京駅を7時07分発の宇都宮行き普通列車でスタートすると、福島発12時51分の米沢行きに乗り継げ、さらに乗り継げば秋田到着は20時12分、大館到着は22時14分で普通列車だけの乗り継ぎで日着できる。
田沢湖線は東京発の普通列車乗り継ぎだと盛岡発18時13分の大曲行きに乗れるものの、これからの季節では車窓は闇のなかとなってしまう。逆に、秋田発5時54分の新庄ゆきでスタートすると、大曲で7時01分発の盛岡ゆきに乗り継げ、普通列車リレーで新宿には20時12分(土休日は東京着20時10分)など都心への日着も可能だ。冬の「青春18きっぷ」シーズンにチャレンジしてみてはいかがだろうか。(文/植村誠)
○植村誠(うえむら・まこと)/国内外を問わず、鉄道をはじめのりものを楽しむ旅をテーマに取材・執筆中。近年は東南アジアを重点的に散策している。主な著書に『ワンテーマ指さし会話 韓国×鉄道』(情報センター出版局)、『ボートで東京湾を遊びつくす!』(情報センター出版局・共著)、『絶対この季節に乗りたい鉄道の旅』(東京書籍・共著)など。
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