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新・鉄道綜合スレ

286チバQ:2015/12/15(火) 23:31:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151210ddlk42020254000c.html
<迷走の波紋>新幹線長崎ルート/上 県都のまちづくりどこへ /長崎

12月10日 15:25毎日新聞

 「周辺がきれいに整備されても、肝心の新幹線が来なかったらどうなってしまうのか」。JR長崎駅東側の駅前商店街で中華料理店を営む片岡憲一郎・大黒町自治会長(69)は大きなため息をついた。2022年度の九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の開業を見据え、市は09年度から駅周辺19ヘクタールで土地区画整理事業を実施。商店街へ誘導しやすくする計画で、集客効果に期待が高まっていた。

 駅周辺再整備に加え、県庁や市役所の移転など「100年に1度」といわれるほどまちの形が大きく変わろうとしている長崎市。新幹線開業を前提にまちづくりを進めてきただけに、国土交通省が4日に明かした「22年度の全面開業困難」との見解に衝撃が走った。

 市によると、駅周辺では県による在来線の高架化(事業費431億円)と、市による土地区画整理(同154億円)の2事業が進行中。新駅舎は「陸の玄関口」にふさわしいよう県と市が共同でデザインを考案している。土地区画整理事業について、市駅周辺整備室の谷口仲二室長は「23年度完了のスケジュールを変える予定はない」と強調するが、区画内で新たに開発される民間の商業エリアについては「開業効果を見込んでいるので影響はあるだろう」と話す。

 駅西側の用地に建設が計画されている「交流拠点施設」にも懸念が広がる。田上富久市長が新幹線開業を好機と捉えて購入した土地で、コンベンション(MICE=マイス)施設も含めて活用策の検討が進み、県庁舎跡地利用問題なども絡む。田上市長は毎日新聞の取材に対し「新幹線に関わらず(施設は)長崎のまちづくりに必要なものなので、基本的な方向は変わらない」と強気に語った。

 しかし、ある市議は「駅周辺に限らず、開業に向けて進めてきたまちづくり全体を整理し直す必要があるのではないか。空港と結ぶバスが重要になるなど、優先順位も変わるかもしれない」と話す。

 一方、「もう一度、どんな形で開業するのが良いか考えるチャンスができた」と前向きに捉える声もある。長崎浜市商店街振興組合の本田時夫理事長(62)。新幹線開業後も「中心市街地であり続けるために」と今年1月、浜町地区の再開発準備組合を発足。18年からビルの建て替えなどを進める計画だ。「『時間がかかってもフル規格』という選択肢も含め、県と市はよく議論してほしい」と訴える。

   ◇  ◇

 フリーゲージトレイン(FGT)開発の遅れから、開業への道筋が不透明になった九州新幹線長崎ルート。県や沿線市町はどんな影響を受け、どう対応していくのか。現場の声を聞きながら探った。

〔長崎版〕


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