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新・鉄道綜合スレ

2855チバQ:2019/10/30(水) 12:01:16
 ▽“在来線版グランクラス”も

 東北・北海道新幹線と上越新幹線の一部と、台風19号による記録的大雨で10編成、計120両が浸水ししたため通常ダイヤより本数を約1割減らして運転中の北陸新幹線はグリーン車を上回る座席「グランクラス」を連結している。JR東日本が東北・北海道新幹線に用いているE5系とJR北海道のH5系、上越新幹線の一部列車と北陸新幹線を走るJR東日本所属のE7系、北陸新幹線のJR西日本のW7系だ。

 グランクラスは東北新幹線が全線開業した11年3月にお目見えし、「グリーン車を超える設備」として話題を集めた。これに対し、787系は本家のグランクラスの約5年5カ月前の2005年10月にお目見えした“在来線版グランクラス”のDXグリーンを備える。

 片側の先頭1両目の最前列の3席限定で、背もたれを140度まで倒すことができる電動リクライニング座席を備えており、足元にはスリッパも用意している。ただ、グランクラスのサービス営業時とは異なり、専任のアテンダントはおらず、食べ物や飲み物は提供されない。

 この車両にはほかに通常のグリーン席と、4人まで利用できるグリーン個室を1室備えている。室内には背もたれが倒れる座席を1席と、3人まで腰掛けられるソファー、大きなテーブルをしつらえている。乗車券と特急券のほかにグリーン個室料金を支払えば、4人以内ならば人数に関係なく利用できる。

 関係筋によると、JR九州が20年度に運行が始まる見通しの九州を周遊する観光列車も787系がベースとなる。多様な座席と車内空間を備えた787系がどのような変化を遂げるのか、登場する日が今から楽しみだ。

 【787系】フランスの高速列車「TGV」をほうふつとさせる精悍(せいかん)な先頭形状が特色で、濃い灰色に塗装している。JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインした。最高速度は時速130キロ。787系にはご紹介した7両編成のほかに6両編成と4両編成もあり、うち特急「きりしま」(宮崎―鹿児島中央)の大部分の列車で運用する4両編成の列車はDXグリーン、グリーン個室、足元が広い普通席、ボックスシートのいずれも備えていない。

 ※「鉄道なにコレ!?」とは:鉄道と旅行が好きで、鉄道コラム「汐留鉄道倶楽部」の執筆者でもある筆者が、鉄道に関して「なにコレ!?」と驚いた体験や、意外に思われそうな話題をご紹介する連載。2019年8月に始まりました。更新時期は不定期ですが、月に1回のペースを目指します。ぜひご愛読ください!


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