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新・鉄道綜合スレ
2719
:
チバQ
:2019/08/13(火) 22:44:07
「押し付け」佐賀県知事の怒り爆発 九州新幹線長崎ルート、迷走の与党検討委員会
佐賀県の山口祥義知事=7月9日午後、福岡市
▽破られた6者合意
長崎ルートは博多(福岡市)―長崎の約143キロを結ぶ計画で、うち武雄温泉―長崎の約66キロはフル規格で建設が進んでいて2022年度に暫定開業する予定だ。武雄温泉のプラットホームの対面で新幹線と、博多とつなぐ在来線特急を乗り継ぐ「リレー方式」となる。しかし、博多と長崎の所要時間が1時間22分と、現在と比べて26分短縮されるのに過ぎない。
そこで与党検討委員会の山本委員長と佐賀、長崎両県知事、JR九州社長、鉄道・運輸機構理事長、国土交通省鉄道局長の関係6者は16年3月、長崎ルートに関して合意した。その柱として長崎―武雄温泉のフル規格(線路幅1435ミリ)と、佐世保・長崎線の武雄温泉―新鳥栖の在来線(線路幅1067ミリ)を相互直通運転できるように、列車の台車の車輪幅を変えて行き来できるフリーゲージトレイン(FGT、軌間可変列車)を走らせることを盛り込んだ。
しかし、大どんでん返しが待ち受けていた。与党検討委員会は18年7月、FGTの導入を断念すると発表。その理由として「西九州ルート(長崎ルート)は新大阪まで直通することを前提として整備が進められてきた」という6者合意に盛り込まれていない事項を持ち出し、FGTで整備した場合は運行時の最高速度が時速270キロにとどまるため、最高時速300キロで運転されている山陽新幹線への乗り入れが困難なため新大阪までの直通を前提とする長崎ルートへの導入は断念せざるを得ないと説明したのだ。
他の理由としてFGTの耐久性を検証するのに時間を要することや、高額な車両価格もネックとして指摘された。ただ、国は約20年間をかけてFGTの開発を進め、総額500億円規模を投じており、九州新幹線での走行試験に乗った自治体関係者は「最高時速260キロも体験し、安定した乗り心地だった」という段階まで到達している。FGT開発の大きな目的の一つである武雄温泉―新鳥栖への導入を見送ったのは、多額の開発費に費やした税金をどぶに捨てるようなものだ。
▽「高速道路建設を押し付けるようなもの」
契約社会の原則に則れば、6者合意の前提だったFGT導入が白紙撤回されたため、武雄温泉―新鳥栖の整備計画が消滅する。22年度の長崎―武雄温泉の暫定開業後、武雄温泉でリレー特急と接続する対面乗り換えを恒常化させれば良いだけの話だ。
しかし、与党検討委員会は対面乗り換えが定着すれば「高速鉄道ネットワークの形成を妨げる」と主張。フル規格か、既存の在来線を活用して線路幅を現在の1067ミリから新幹線の1435ミリに広げるミニ新幹線方式(JR東日本の秋田新幹線、山形新幹線が採用)のいずれかを選択する方針を示した。関係者のうち長崎県とJR九州がフル規格を要望し、8月5日の「フル規格により整備することが適当」との結論を出した。
というのも、長崎県にとっては整備負担がなく、フル規格になれば博多―長崎間の所要時間が現行の特急「かもめ」の最速1時間48分から51分へ短縮されると試算していてメリットがあるからだ。
JR九州は武雄温泉―長崎の暫定開業後に鉄道・運輸機構への貸付料負担がのしかかるため特急料金を引き上げるのは必至だ。しかし、博多と長崎の間の所要時間は1時間22分と現行より26分短縮されるのに過ぎないため、高速バスに流れる利用客が相次ぐとの見方が出ている。長崎ルートの損益は赤字に陥る見通しで、青柳俊彦社長も「経営的にはかなり厳しい」と認める。JR九州としては長崎ルートを全線フル規格化して時間を短縮し、距離が比較的長く利ざやが大きい博多―長崎間の利用促進を図りたい考えだ。
だが、残る佐賀県は不利な立場に立たされ、理不尽極まりない思いにかられるのは当然だ。6者合意の前提であるFGTが反故にされながら、「求めたことは全くない」という新幹線を造ることを与党検討委員会とJR九州、長崎県が佐賀県に迫っている構図を、佐賀県幹部は不満をあらわにしてこう例示した。「もともとFGTを通すために佐賀県が歩道を整備するのに渋々協力したはずが、いつの間にか佐賀県が費用のかさむ高速道路を自分で建設することを押し付けられたようなものだ」
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