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新・鉄道綜合スレ
2710
:
チバQ
:2019/08/05(月) 13:41:43
■利用促進 地域と模索
JR四国は17年8月、各県の知事や有識者、JRの半井真司社長でつくる懇談会を設置。鉄路存続に向け、国の支援策拡充や沿線自治体の協力による利用促進策などの協議を続けている。今春からは各県が懇談会を順次立ち上げ、今秋には、各県の利用促進の状況などを盛り込んだ中間報告を発表予定だ。
また、今年6月には四国知事会が「四国における鉄道ネットワークの維持に向けた緊急提言」を採択。「分割民営化当時のスキームが時代に合わなくなっていることは明らか」と指摘した上で、経営の安定化を図るための新たな支援の枠組み構築を国に求めている。
JR四国よりも厳しい経営状態にあるJR北海道は、14年度分から線区別収支の公表を始め、一部路線の廃止を決定。「単独では維持困難」とした8区間について、沿線自治体が19、20年度の2年間、路線の利用促進費を負担することで同意した。
香川県交通政策課の近藤壽文課長は「赤字ローカル線の維持は全国的な課題になっている。先行して進む北海道での議論に注目している」とする。
別の県の交通政策担当者は「路線の存廃の発表をめぐり、地域から反発を受けた北海道は四国にとって反面教師」と指摘。「一方的にJRを責めても仕方がない。JRと地域が一体となって利用を促進し、支援のあり方も模索したい」と話している。
<ことば>JR北海道とJR四国 国鉄分割民営化にともない1987年に発足。JR九州とともに「3島会社」と呼ばれる。国は3社に、運用益で赤字を埋めることを目的に経営安定基金を設けたが、低金利の長期化で運用益は低迷。九州が不動産事業や観光列車で業績を伸ばし上場を達成したのに対し、北海道と四国は利用者減による経営危機に直面している。
JR北海道は2016年11月、単独では維持困難な10路線13区間を発表。このうち、石勝線夕張支線(夕張―新夕張)を今年3月末で廃止。来年5月には、札沼線(北海道医療大学―新十津川)を廃止する。
JR四国は地元4県の知事や経済界、学者らと10年に「鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」を設立。11年に、観光列車の展開などを柱とする利用促進策をまとめた。17年に再度「懇談会」を立ち上げ、四国の鉄道網をどう維持していくかについて、協議を進めている。
■営業係数最悪の予土線 平日の朝 乗客最大15人
新幹線0系を模した予土線「鉄道ホビートレイン」。丸い鼻がチャームポイントだ
新幹線0系を模した予土線「鉄道ホビートレイン」。丸い鼻がチャームポイントだ
JR四国の18線区中、100円を稼ぐための経費「営業係数」が1159円(2013〜17年度平均)と突出して高いのが、愛媛県宇和島市と高知県四万十町を結ぶ予土(よど)線(北宇和島―若井間、76・3キロ)。運行は普通列車のみ。山間部を走るため維持費は高く、周辺自治体は人口減が進む。
6月下旬、平日の午前6時4分、宇和島発窪川(四万十町)行きの列車に乗った。1両編成で乗客は記者を含め6人。野球部の朝練に向かう北宇和高1年の梶原知紘さん(15)は「通学のため、なくてはならない路線。すいているので宿題ができる」と話した。
竹やぶや朝もやの広がる水田地帯を走行。途中、高校生やスーツ姿の男性、リュックを背負った観光客らが乗り降りした。17年度の輸送密度(1キロあたりの1日平均の輸送人員)は340人。JR北海道が「単独では維持困難」とする宗谷線名寄―稚内間の352人と同程度だ。
高知県側に入ると眼下に四万十川の清流が広がった。JR四国は景観を集客に生かそうと、予土線に3タイプの観光列車を走らせており、乗車したのは新幹線初代0系を模した「鉄道ホビートレイン」。車内に鉄道模型のショーケースがあり、カーテンや座席には走行する車両のイラストが施されている。2時間ほどで終点に到着。乗客は最大15人だった。
予土線について、JR四国の半井真司社長は4月の記者会見で「路線の維持は非常に厳しい」と発言。高知と愛媛を結ぶ唯一の鉄路の存続へ、地元の危機感は強い。沿線自治体でつくる両県の利用促進対策協議会では、昨年から幼稚園の遠足など、団体利用の際に運賃の半額を助成する制度を開始。鉄道とバスの時刻表の一体化や、ふるさと納税を活用したツアー商品の企画等、新たなアイデアも協議されている。
高知県交通運輸政策課の岡田哲也課長は「四国一体となった現在のネットワークを守るため、利用促進策を形にしていきたい」と話している。
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