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新・鉄道綜合スレ

2686チバQ:2019/07/24(水) 13:33:53
■JR九州の戦略

 続いては21〜50位。

 44位にランクインしたのは三河安城で63本。東海道新幹線の駅の中でいちばん本数が少ないのがこの駅である。とはいえ、全107駅中44位が最下位で、しかも停車する列車がすべて長大な16両編成ということを考えると、東海道新幹線のすごさがわかる。

 22位は静岡、24位は浜松だが、久留米と新鳥栖がそれぞれ23位、24位で同レベルにあるのも興味深い。静岡、浜松の日中の停車本数は上下とも、ひかり号1本、こだま号2本。各方向とも20分毎なので、久留米や新鳥栖もそれと同じレベルで新幹線が停車していることがわかる。先ほども触れたが、短い編成の列車を多数走らせ、在来線の特急と同じ感覚で短い区間でも新幹線に乗ってもらおうというのがJR九州の戦略なのだろう。

 36位の熊谷と50位の小山の差も興味深い。東京から両駅とも3駅。所要時間は熊谷が38分で小山は42分。新幹線で都内まで通勤するのであれば同じような条件にもかかわらず、停車本数は熊谷の方が19本も多かった。両駅とも日中の本数は1時間に1本と差はないが、朝夕の本数で差がついた。

 熊谷市、小山市とも、40歳未満でそれぞれの市に引っ越してきた人に対し、新幹線の定期代を補助する制度があり、新幹線通勤者が増えていると思われるのだが、熊谷市の「定期代半額補助(最大2万円)、2年間」という言葉のインパクトが、小山市の「定期代1万円補助、3年間」よりも強かったのだろうか。停車本数は意外と差のつく結果となった。

 55位以降には、各新幹線のいちばん本数の少ない駅が登場。九州新幹線で本数が少ないのは新八代、新水俣、出水の3駅が46本で65位にランクイン。山陽新幹線は厚狭の43本で69位。上越新幹線は浦佐の34本の81位、北陸新幹線は安中榛名の24本で95位だった。

 山形、秋田のミニ新幹線の駅が登場するのは82位以降だ。ミニ新幹線最多本数は山形の33本で82位。これは朝から晩まで上下線とも1時間に1本ほどの本数となる。

 北海道新幹線で最も停車本数の多い新函館北斗は山形新幹線の赤湯(91位)、かみのやま温泉(同)に次ぐ93位。運行本数は寂しい数字だが、大都市札幌とつながれば大きく変わるだろう。

 103位以下は2時間〜2時間半ごとに1本の新幹線しかこない駅だ。103位は、東北新幹線のいわて沼宮内と、北海道新幹線の木古内で16本。105位は北海道新幹線の奥津軽いまべつと山形新幹線の高畠で14本。そして新幹線のすべての駅の中で停車本数が最少だったのは秋田新幹線の雫石で8本だった。


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