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新・鉄道綜合スレ

2607荷主研究者:2019/05/26(日) 10:56:23

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/303549?rct=n_hokkaido
2019年05/10 05:00 北海道新聞
「地下鉄より低額」逆転も JR運賃10月から値上げ 札幌―新札幌間は10円高

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札幌圏を走るJR区間快速列車。10月に予定される運賃値上げに利用者から困惑の声が上がる=4月22日、JR函館線白石―苗穂間(伊丹恒撮影)

 JR北海道が10月の消費税率引き上げに伴い実施する運賃改定で、「札幌市営地下鉄の運賃より低額」という優位性がなくなりそうだ。同社が近距離区間である札幌圏の普通運賃の値上げ率を高く設定したため。特に札幌―新札幌間は、現行では地下鉄より60円安いJR運賃が、改定後は地下鉄より10円高くなり、逆転現象が起きる。

 札幌―新札幌間のJRは260円から340円に。地下鉄は320円から330円となるため、JRが10円高くなる。JRの札幌―新琴似間と地下鉄さっぽろ―麻生間(新琴似駅の最寄り駅)で比較すると、JRは230円から300円に上がるが、地下鉄は250円のまま据え置く。現在、地下鉄より20円安いJR運賃は、逆に50円高くなる。札幌―琴似間ではJRが210円から250円に上げ、運賃を変えない地下鉄と同額になる。

 市も消費税率引き上げで10月に市営交通の運賃を改定するが、地下鉄の普通運賃の値上げ額は10円にとどまる。距離に応じて1〜6区間に分けているが、値上げするのは1、4、5、6区の4区間のみ。こうした事情からJRと地下鉄の普通運賃が逆転または同額となる。一方、通勤・通学の定期代は値上げ率が3割強に及ぶ区間もあるが、JRが地下鉄より割引率を高く設定しているため、おおむね月額で安い料金を維持する。(袖山香織)

■家計負担増 利用者は困惑

 JR北海道が10月の消費増税に合わせて行う運賃改定で札幌圏の運賃値上げ率が明らかになった9日、利用者から戸惑いや不満の声が上がった。定期の値上げ率が3割を超す区間もあり、家計への負担が重くのしかかる。普通運賃では逆転現象も起き、地下鉄やバスと競合する区間では「交通手段の変更も考えなければ」と切実な声も聞かれた。

 「そんなに料金が上がると親の負担が心配」。札幌市厚別区の高校にJRで通う千歳市の高校3年北田実希さん(17)は困惑顔で話す。利用する千歳―新札幌間の値上げ率は明らかになっていないが、札幌―新札幌間は通学定期が現行より30・9%値上げされる。「JRはもっとたくさん乗るように宣伝してほしい」と、利用拡大による値上げ幅の圧縮など工夫を求めた。

 通勤でJRを利用する北区の斎藤乃梨子さん(55)は、10月から新琴似―札幌間の1カ月の定期代が現行より2250円上がり9580円となる見通し。職場の交通費は一部自己負担で、「増税による値上げラッシュが予想される中、家計はますます苦しくなりそう」と悩ましげに話した。

 従業員に通勤手当を支給する企業も値上げの影響を懸念する。中央区のIT会社は市内勤務の社員約300人のうち60人がJRで通勤する。担当者は「JR北海道の経営が厳しいのは分かるが、これほどの値上げは想定外。現行より3割増で計算すれば通勤手当の会社負担が年間200万円ほど増えそう」とこぼした。

 普通運賃の値上げにも困惑が広がった。札幌―新千歳空港間は現行の1070円から1150円に上がり、現行のバス運賃1100円より50円高くなる見込み。旅行で快速エアポートの利用の多い中央区の自営業船越崇さん(70)は「10月の消費増税でバスが値上げしなければそちらを使いたい」。JR新琴似―桑園間を普通運賃で北大に通う台湾からの留学生李家賢(リジャシェン)さん(22)は「アルバイトで生活費をやりくりし、数十円の値上げもきつい。地下鉄への変更も考えたい」という。(津野慶、久保田昌子)


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