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新・鉄道綜合スレ

2595チバQ:2019/05/16(木) 19:52:15
https://www.asahi.com/articles/ASM4V6R25M4VUTNB01F.html
埼玉)さいたま東西間の鉄道整備 専門部会で課題検討へ
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森治文 2019年5月14日03時00分 さいたま市は、大宮駅やさいたま新都心駅と浦和美園駅の東西間を結ぶ鉄道整備について、有識者や住民代表らによる協議会の専門部会を設け、必要性の有無も含めた検討を始める。地元の一部から根強い要望があるが、何百億円とも見込まれる事業費や景観との調和、採算性などハードルは高い。

 市中央部の東西間の移動手段は今、公共交通機関はバスが頼りだ。大宮駅と浦和美園駅のほぼ中間にある見沼区の片柳地区からは、早朝の通勤時、大宮駅までの道がバスとマイカーの数珠つなぎになる。同地区に住む元市議の長谷川和久さん(72)は「電車があるなしで大違い」と嘆く。

 長谷川さんは、有志とともに20年前から鉄道の導入を要望し、約10年前に自ら代表を務める「片柳地区にLRTを導入する会」を結成し、市などに早期整備を要望してきた。

 ログイン前の続きLRTは、次世代型路面電車システムといわれ、自動車に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、騒音も小さい。車両は超低床で高齢者も乗り降りしやすく、渋滞緩和への期待も高い。

 国土交通省の交通政策審議会も3年前、東京圏の今後の鉄道のあり方についての答申で、地域の成長に応じた鉄道網の充実に役立つ計画として、埼玉高速鉄道の岩槻、蓮田への延伸とともに、LRTやモノレールなどによる大宮―さいたま新都心―浦和美園の東西交通大宮ルートの新設を構想の一つに挙げた。

 こうした状況を踏まえて市は今年度、有識者と交通事業者、住民代表らで構成する市地域公共交通協議会のもとに、東西交通部会(仮称)を設置し、本格的な検討を始める。

 だが、課題は山積している。

 LRTは既存の道路にレールを敷設してコストを削減できるが、自動車との並走には4車線の道幅が必要。現状ではどんなルートでも相当な距離の拡幅工事が必須だ。すでにLRTを走らせる富山市では、既存の路面電車の軌道を活用して実現させた。すべて新設した場合、「数百億円といった事業費がかかる恐れがある」と市の交通政策課の担当者はいう。

 東西間の人の移動がどの程度見込めるかも未知数なことも、事業化に向けた不透明な要素の一つ。長谷川さんは「ホテルや観光開発などを進めて人を呼び込むことも考えればよい」と提案する。

 そのほか、風光明媚(めいび)な見沼田んぼを通した場合の景観保全の問題や、LRT開業によるバスの減便がかえって利便性を損なう懸念も抱える。

 市は来年度、2021〜30年度の10年間で進める公共交通網形成計画を取りまとめる。部会での検討を踏まえ、その計画の中でLRTがどう位置づけられるかが実現可能性に向けた焦点となりそうだ。(森治文)


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