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新・鉄道綜合スレ

2502荷主研究者:2019/02/19(火) 22:22:32

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/267918?rct=n_hokkaido
2019年01/18 05:00 北海道新聞
新幹線「東京―札幌4時間半」足踏み 高速化へ課題山積

 JR北海道が2030年度の北海道新幹線札幌延伸時に目指す「東京―札幌4時間半」の構想の前提となる高速化の実現が見通せない状況が続いている。JR東日本は東北新幹線盛岡―新青森間を現在の時速260キロから320キロに引き上げる方針だが、同区間は国が法律に基づき計画した整備新幹線で最高速度を260キロに制限。計画変更や防音工事など費用負担の枠組みを国やJRでまとめる必要があるが、議論は停滞しているのが現状だ。

 JR北海道の島田修社長は17日の定例会見で、JR東日本が盛岡以北での新幹線の高速化を検討しているとの一部報道を受けて「実現に向けて進むことは大変ありがたい」と述べた。

 北海道(新青森―札幌)、東北(盛岡―新青森)など1973年に計画された整備新幹線5路線について、国は最高速度を260キロに設定。当時の車両は最高210キロほどで、将来の技術革新も想定していたが、実際の技術はその先を行き、現在の主力車両は300キロ超となっている。

 このため、JR東日本は整備新幹線区間ではない宇都宮―盛岡間ですでに320キロ走行を実現。盛岡―新青森間も320キロにすることで所要時間を6分ほど短縮できると試算する。JR北海道も道内区間で320キロを実現し、現状のままなら約5時間と見込まれる東京―札幌間を4時間半で結びたい考えだ。

 石井啓一国土交通相も15日の記者会見で「一般論として新幹線の高速化は利便性向上や地域振興の点から意義がある」と指摘。JR東日本幹部も「なるべく早く高速化を実現したい。近く国ときちんと協議したい」と話す。

 だが、高速化の実現には課題も多い。整備新幹線の線路などの設備は鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が保有し、JR各社は貸付料を払って新幹線を運行。高速化には防音壁のかさ上げや吸音板設置などの騒音対策が必要だが、その工事を国が行うのか、JRが行うのかという根本的な部分が定まっていない。

 16年には与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委が盛岡―新青森間の速度向上を国に要望。国が「盛岡―札幌が全て320キロ走行になった場合は需要が8%伸びる」との試算をまとめるなどの動きもあったが、整備新幹線の計画は策定から45年間一度も変更したことがなく、前例のない取り組みであることもハードルとなり、議論は前に進んでいない。

 「青函トンネルの共用区間をどうするかも大きな課題」(島田社長)とされるなど、貨物列車との共用走行で速度を落とさざるを得ない現状をどう解消するかも難題で、関係者の調整がどう進んでいくのか、今後の動向が注目されそうだ。(権藤泉)


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