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新・鉄道綜合スレ

2325チバQ:2018/10/14(日) 22:47:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000010-mai-soci
<札沼線廃止>4町合意「寂しいが仕方ない」通勤通学で明暗
10/13(土) 9:17配信 毎日新聞
<札沼線廃止>4町合意「寂しいが仕方ない」通勤通学で明暗
JR札沼線北海道医療大-新十津川間の廃止受け入れを発表する上坂隆一・月形町長(右から2人目)ら沿線4町長=北海道月形町役場で12日、野原寛史撮影
 北海道当別、月形、浦臼、新十津川の4町が12日、JR札沼線北海道医療大学(当別)-新十津川(新十津川)間の廃線に合意し、83年の歴史に幕を下ろすことになった。沿線からは惜しむ声が上がる一方、利用者の減少で「しょうがない」の声も。同線の桑園(札幌市)-北海道医療大学間は札幌への通勤客や学生の利用が伸びており、明暗が分かれた。【渡部宏人】

 廃線区間は自家用車普及や札沼線と並行する函館線に流れるなどの要因で、1キロあたりの1日平均輸送人員を示す輸送密度の減少が続く。2002年度に200人を下回り、16年度に全道最少の64人に低迷した。一方、12年に電化された桑園-北海道医療大学間は沿線の札幌市北区や当別町の住宅地の整備による通勤、同大への通学需要が伸び、16年度に1万7590人で30年間で約3倍に増えた。

 この日午前10時49分に石狩月形駅を出発する上り列車に男女3人が乗り込んだ。実家に向かう主婦(71)は「混むのは鉄道ファンが利用する土曜日などだけ。これだけガラガラでは仕方ない」。日帰り温泉に向かう別の女性(78)は「寂しくなるねえ」と漏らした。

 JR北が16年に維持困難な10路線13区間を発表してから廃線が決まるのは、石勝線夕張支線に次いで2例目。同社の綿貫泰之常務は会合終了後、「4町の決断に深く感謝したい」と話した。

 廃線時期やJRによる代替バスなどへの支援額の決定は今後、各町やJRなどで協議する。JRはこれまでに既存のバス路線で20年間の自治体負担の肩代わりや、新規バス路線でバス購入・車庫設置、資金面の支援、乗り合いタクシー支援などの方針を示している。

 ただ、代替バスを巡っては各町の温度差が大きい上、運転手不足が深刻なバス業界で利用者の少ない新規路線の引き受け手は限られるなど課題も多い。

 当初、廃線に慎重だった月形町は南の当別方向に向かう既存の路線バスがなく、公共交通空白化の懸念があるという。町内でスクールバスを運行する事業者は現時点で「長距離は採算に合わない」と述べる一方、複数事業者による運行では利便性が低く、町負担も大きくなる見通しで「状況は4町で月形町が一番厳しい」(上坂隆一町長)と認める。

 一方、新十津川町は近くの滝川からJRや高速バスを利用でき、浦臼への路線バスもあるため「影響はほとんどない」(担当者)。当別町は近隣の事業者に委託し、月形との新規バス路線を設けたいという。

 廃止後の駅舎など駅設備の再利用も今後の課題となる。新十津川町は駅舎の跡地利用についての整備計画作りを進めており、「町民の声を集め、公園や宅地など方向性を決めたい」としている。線路跡地を大豆や麦などの畑にする構想もある。

 ただ、廃線時期は、国への届け出や許可などの手続きで最短でも1年程度かかる見通し。月形町の上坂町長は会合後、「より利便性の高い交通体系を早期に確立したい」。浦臼町の斉藤純雄町長は「(人口減少などで)10年、20年後、バス廃止論が出ないとも限らない。そうならないように努力したい」と語った。


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