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新・鉄道綜合スレ

2025チバQ:2018/05/16(水) 19:45:10
■絶頂期終え、今は「こだま」

 1997年3月に山陽新幹線で登場後、500系は同年11月には1日3往復の「のぞみ」として東海道新幹線へ乗り入れを果たした。東京―博多の所要時間を4時間49分に縮め、初めて5時間の壁を破った。9編成となった98年10月のダイヤ改定では、東京―博多を1日7往復するまでになった。

 しかし、それが絶頂期だった。ほどなくしてJR西とJR東海が共同開発した700系、さらにはN700系が登場するや、東海道区間を走る500系の本数はしだいに減っていった。ついに2010年2月、のぞみとしての運行を終えた。

 東海道区間での13年間という運行期間は0系、100系、300系の歴代車両と比べても最短だった。

 500系は現在、最高速度を285キロに落とし、山陽新幹線の「こだま」として運行中だ。16両編成から8両編成へとかわり、使われなくなった車両は廃車となっている。

■エヴァの次はキティ

 「世界最速」をめざしてきた500系はいまや、「速さ」から「乗ることを楽しむ」車両へとその使命をかえている。

 2012年10月14日の「鉄道の日」に、500系をモチーフにした山陽新幹線の公式キャラクター「カンセンジャー」が誕生。車体に絵などをあしらった「ラッピング車両」も登場した。14年には車内で鉄道おもちゃ「プラレール」で遊べる「プラレールカー」もでき、子ども向けの運転台も設置された。

 さらに15年には、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をイメージした車両の運行が始まった。山陽新幹線の全線開業40周年とエヴァの放映20周年を記念した企画だった。昨春までの運行期限が1年ほど延長されるほどの人気ぶりだった。

 エヴァ新幹線の終了後、今夏にはハローキティをあしらった「ハローキティ新幹線」がお目見えする。乗る人だけでなく、走る姿をみる人をもワクワクさせる500系。新たな物語をつむぎ始めている。

朝日新聞社


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