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新・鉄道綜合スレ

1910チバQ:2018/03/17(土) 04:13:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180317k0000m020102000c.html

<JR>地方路線 遠い春 相次ぐ減便、駅廃止 ダイヤ改正
03月16日 20:06毎日新聞

<JR>地方路線 遠い春 相次ぐ減便、駅廃止 ダイヤ改正

JR九州、四国、北海道の主な減便路線など

(毎日新聞)

 JR各社は、17日にダイヤ改正する。JR九州が利用者の少ない区間で運行本数を前年度比117本減らすほか、JR四国も在来線の普通列車10本の運行を廃止。JR北海道は今回は大きな見直しはないものの、全体の約半分の路線が維持困難な状況となっている。人口減を背景に地方を営業基盤とする3社の鉄道事業は厳しさを増しており、3社は観光列車の運行など打開策を模索している。

 「鉄道を継続的に運営するため収支改善を図らなければならない」。JR九州の青柳俊彦社長は2月下旬の記者会見で、運行本数の大幅削減に理解を求めた。JR九州は今回のダイヤ改正で、在来線111本に加え新幹線6本の運行削減に踏み切った。運行本数の減少率は3.7%で1987年のJR九州発足以来、最大。豪華寝台列車「ななつ星in九州」が人気を集める一方、地震で被災した熊本県など九州南部を中心に在来線の利用客が減少し、合理化を余儀なくされた。

 JR北海道は、1日の平均利用者数が1人以下の根室線の羽帯駅を廃止する。今回のダイヤ改正での廃止はこの1駅にとどまるが、全路線の約半分にあたる10路線13区間について「自社単独では維持困難」と表明。そのうち、石勝線夕張支線(新夕張〜夕張間16.1キロ)は19年4月1日に廃止してバスに転換することが決まっている。他の路線についても支援を求めて地元自治体と協議しているが、財政的に余裕がない自治体が多く議論は難航している。

 大都市圏を基盤に持つJR東日本、東海、西日本と異なり、人口が少なく過疎化も進むJR九州、四国、北海道の3社は、本業の鉄道事業が構造的な赤字体質に陥っている。不動産や流通など事業の多角化で鉄道事業の赤字を補うが、不採算路線の維持は年を追うごとに厳しくなっている。

 打開策の一つとして期待されているのが、観光客の取り込みだ。JR四国は昨年4月に食事付きの観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の運行を開始。1万円以内と手ごろな価格設定などが人気を呼び、乗車率は90%を超えている。JR九州が13年に運行を始めた「ななつ星in九州」も引き続き予約で埋まる状況が続く。JR北海道も、過疎路線に観光列車を走らせることを検討。自社単独で観光列車を導入する財政的な余裕はないため、国内外から別の運行事業者を募集し、線路の使用料を徴収する仕組みが有力だ。

 今後は訪日外国人観光客のさらなる増加も見込まれており、3社は観光客の取り込みで利用客減少を補いたい考えだ。【石田宗久、日下部元美、岡奈津希】

 ◇キーワード「ダイヤ改正」

 鉄道やバスなど交通機関が、運行時間や運行本数などを見直すこと。鉄道などの運行計画を図表で表した「ダイヤグラム」を見直すことからそう呼ばれる。JR各社は毎年春に一斉に全体の改正を行うことが多いが、新車両導入などの際には、その都度部分的に改正している。

 今年春のJR各社のダイヤ改正では、東北新幹線、北陸新幹線が増発されるほか、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の一部列車の所要時間が短縮される。また、JR東日本と西日本が計3駅を新設するほか、各社は在来線特急の増発などを行う。過疎地の路線の運行本数を減らしたりする一方で、都市部や主要路線を中心に利便性の向上を進める改正内容となっている。


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