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新・鉄道綜合スレ

1688チバQ:2017/10/20(金) 00:52:47
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20171018-OYTNT50007.html
<衆院選・福井の課題>3.北陸新幹線
2017年10月18日
延伸に向け、新幹線駅舎の整備が始まった敦賀駅。新幹線ホーム下に関西方面からの在来線特急が乗り入れる構造となる(敦賀市で)
延伸に向け、新幹線駅舎の整備が始まった敦賀駅。新幹線ホーム下に関西方面からの在来線特急が乗り入れる構造となる(敦賀市で)


 ◇政情で揺れる整備方針

 「新幹線は政治で決められてきた。国に解決を求める問題ではなく、与党プロジェクトチーム(PT)で議論していただくしかない」

 衆議院解散翌日の9月29日、県議会の並行在来線対策特別委員会。北陸新幹線敦賀開業で導入が計画されているものの、実現が危ぶまれるフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について、豊北欽一・県総合政策部長は答弁で、政治決定の重要性を強調した。

 2015年3月の金沢開業による経済効果は県内にも及んだ。昨年12月には敦賀以西が、県の長年の悲願だった「小浜―京都ルート」に決定し、5年半後に迫った敦賀延伸に関係者の期待は高まる。開業で特急は敦賀止まりになるため、新幹線と在来線の両方のレールに対応したFGTが、県と関西圏を乗り継ぎなしで結ぶはずだったが、先行きは不透明さを増している。



 県内延伸は、1973年11月に北陸新幹線の整備計画が決定する前から、政治の世界で決まってきた。もとの計画になかった「小浜市付近」が経由地となったのは、同年9月、当時の中川平太夫知事が、田中角栄首相の私邸を訪れて直談判した成果とされる。

 同時に、財政難を受けた政府の方針変更や政権交代など、様々な政治の都合に振り回されてもきた。

 県内延伸は2008年にいったん決まったが、09年に民主党政権が白紙撤回。11年には再度決定したが、すでに着工していた富山、石川両県に後れをとった。

 敦賀以西のルートを巡っても、与党PTでの議論が始まった15年夏以後、ルート案の沿線自治体、選出国会議員の思惑が絡み合い「小浜―京都ルート」に決まるのには、1年以上の時間を要した。

 今後、FGTを導入するのか、導入しない場合は特急を存続させるのか、さらに、敦賀以西の2兆1000億円とされる建設財源などについても、与党PTを中心に議論されることになっている。だが、5月以後、北陸新幹線に関する議論は進んでいない。



 今月6日、国土交通省は、金沢―敦賀間での乗り換え利便性を向上するため、敦賀、福井両駅の整備費用などに258億円を追加。総額1兆1858億円とする工事実施計画を追加認可した。開業も22年度末と正式に決定した。

 しかし、地元自治体が待ち望んでいたFGTに関する言及はないままだった。西川知事は「導入方針について速やかに結論を出してほしい」と求めている。

 新幹線整備について、一貫した政策がないことについて、富山大副学長の中川大・工学部教授(交通政策)は「『整備促進』を叫ぶだけでは何も変わらない」と指摘し、「日本の鉄道政策は極めて貧困。多くの先進国が交通政策を大きく転換している現状を踏まえ、政治家には、交通政策について新たなビジョンを定める政治判断が必要だ」と、目先にとらわれない大局的な見地を期待する。


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