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新・鉄道綜合スレ

1673名無しさん:2017/10/09(月) 20:19:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk18010334000c.html
<衆院選2017>課題/中 新幹線 延伸で地域活性化へ /福井
10月07日 00:00毎日新聞

 「市民総がかりで勝ち取った」

 昨年12月、北陸新幹線の敦賀以西ルートについて、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は、福井県が推す小浜・京都ルート採用を正式決定した。小浜市役所には、関係者ら約100人が集まり、くす玉を割って万歳三唱。後日の祝賀イベントでは、花火まで打ち上げられた。

 ルートを巡っては、京都・小浜ルートと、滋賀県米原市で東海道新幹線に接続する米原ルート、小浜市と京都府舞鶴市を経由して大阪に至る舞鶴ルートの3案が検討され、各案を推す自治体や国会議員らが綱引きをしてきた。

 そんな中、与党の議論が実質3カ月で決着したのは、安倍政権が昨年1月に高速交通網整備で「地方創生回廊」構想を掲げ、「今なら予算がつく」(自民幹部)との思惑が働いたからだといわれる。

 ただ、京都・小浜ルートを含む全線開通は約30年後の2046年だ。嶺南地方の首長や経済団体は5月、「北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会」総会で、北海道新幹線札幌開業(2030年度)より早い全線開業などを求める決議をした。地元では、早期開業に向け、再び“政治”に期待する声は大きい。

 一方、金沢-敦賀間の開業は6年を切った。県内では、福井駅、敦賀駅、芦原温泉駅(あわら市)と、越前市に新設される南越駅(仮称)の計4駅ができる。各駅では、新幹線利用者を呼び込み地域活性化につなげようと、駅前整備が急ピッチで進む。

 JR福井駅でも昨年4月に駅西口再開発ビル「ハピリン」が開業。他のブロックでも、再開発へ向けた動きが活発化しているが、全てが順調というわけではない。

 「北陸新幹線福井延伸の機会を逃して、福井のまちづくりはない」。8月に福井市内で開かれた、JR福井駅前の中央大通りと駅前電車通りに挟まれた「三角地帯」の再開発を目指す地権者有志による準備組合の設立総会。終了後の記者会見で、組合理事長に就任したユアーズホテルフクイの市橋信孝社長は語気を強めた。

 しかし、事業の採算性を疑問視する地権者もおり、組合設立時の加入率は約6割にとどまる。

 北陸銀行のシンクタンク、北陸経済研究所(富山市)の藤沢和弘調査研究部担当部長(52)は「あと3年が勝負だ」とした上で「特徴の無い駅では観光客を呼び込めない。行政がうまく調整・整理し、地域のために駅前空間をどう利用するかを示さなければ、宝の持ち腐れとなる」と警鐘を鳴らす。

 人口減少が進む中、北陸新幹線延伸は大きなチャンスだ。再開発でいかに地域の特徴と魅力を引き出すのか。残された時間の中で、地域の“政治力”も試される。【立野将弘】


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