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新・鉄道綜合スレ

1480チバQ:2017/06/09(金) 21:47:16
http://www.sankei.com/west/news/170609/wst1706090001-n1.html
2017.6.9 11:00
【四国の議論】
「四国新幹線」40年も塩漬け、ようやく動き始めた誘致構想
 北海道新幹線が平成28(2016)年3月に開業したことで、新幹線ネットワークは北海道から九州までつながり、四国地方は唯一の新幹線空白地帯となった。地元では「このままでは取り残されてしまう」との危機感から、各県や経済団体などが新幹線の誘致に向け活動を活発化させているが、市民の反応はいまひとつ。リニア新幹線計画が脚光を浴びる中、40年以上前に「基本計画」が立てられて以降、進展がみられない「四国新幹線」はもはや“忘れられたプロジェクト”なのか。悲願の実現には、何より市民の理解と要望が必要となりそうだ。

「取り残される」と危機感

 「新幹線は四国の発展にとって必要不可欠なインフラで、近年開通した地域を見てもその経済効果は明らか」

 四国新幹線の誘致活動を行う四国経済連合会の担当者はこう強調する。その根拠に挙げるのが、同会や四国4県が国の機関に委託して行った新幹線建設に関する調査だ。

 岡山と四国4県の県庁所在地を結ぶルートの場合、試算による事業費1兆5700億円に対して沿線の経済波及効果は最大で年間169億円。公共事業の収益率をはかる投資効率(費用便益比、B/C)は1・03で1を超え、投資効果があるという。

 また岡山を経由した新大阪までの所要時間は徳島1時間35分(1時間18分短縮)、高松1時間15分(29分短縮)、松山1時38分(1時間52分短縮)、高知1時間31分(1時間44分短縮)となり、3時間以内で中京圏や九州へ行くことが可能となり、観光やビジネスでの交流拡大が期待できる。

 さらに新幹線開業による地域への影響も、先進地の事例で明らか。27年3月に金沢市まで延伸開業した北陸新幹線が石川県に及ぼした経済波及効果は初年度678億円で、開業前に試算した124億円を大きく上回った。終点(起点)の金沢市やその周辺ではホテルや商業施設の建設など民間投資が活発化しているという。

 四経連の担当者は「(他地域へ人や資本が吸い取られる)ストロー効果も限定的で、悪影響は極めて少ない。金沢市の活気を見れば、だれでも『新幹線は必要』と思うはず」と力を込める。

薄い市民の関心

 「よけいなことすんな、意味ないんじゃ」

 日本青年会議所(JC)四国地区協議会は4月1日、四国新幹線の実現に向け四国4県で一斉の署名活動を実施。松山市で街頭に立った同協議会の神原信之介担当委員長が通行中の男性に署名を求めたところ、こう反論されたという。

 「人の少ない四国につくっても税金の無駄遣いと思われているのだろう。実際は違うということを、なかなか理解してもらえない」。神原さんはこう嘆く。

 1兆5700億円という巨額な事業費を四国域内で捻出するのであれば大きな財政負担となるが、実際は違う。新幹線の建設費は通常、公費によって賄われ、その負担割合は国が3分の2、残りが地元となる。ただ地元分には国からの交付税措置があるため、実質の地元負担は12%〜18%程度にとどまるという。

 「四国は人が少ない」という指摘も当てはまらない。四国新幹線は整備延長302キロで沿線人口は約338万人。1キロ当たりでは1万1200人で、北陸新幹線(6570人)や北海道新幹線(6070人)よりも人口集積は高い。

 これらを知れば機運が高まるというものだが、残念ながらあまり市民への周知が進んでいないのが現状といえる。


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