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新・鉄道綜合スレ

1325チバQ:2017/03/23(木) 20:42:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00000016-khks-soci
<検証 青函第2幕>周遊の魅力度アップ鍵

河北新報 3/23(木) 13:24配信
 津軽海峡を渡る北海道新幹線新青森-新函館北斗間が開業して26日で1年となる。開業効果の獲得に向けて重ねてきた青函圏の連携は、新たな段階を迎えた。北海道新幹線がビジネスと観光に与えた変化を捉え、青函第2幕の課題を探る。(青森総局・辻本まり)


◎北海道新幹線開業1年(下)国内外観光客誘致
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●外国人客が急増
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 アジアや欧米などからの観光客が、スーツケースやスノーボードバッグを携え、新青森駅を行き交う。北京市から訪れた男性客は「世界一長い海底トンネルを新幹線で通るのはすごくドラマチックだ」と笑顔を見せた。
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 北海道新幹線開業の追い風を受け、青森県は中国、台湾を中心に訪日外国人旅行者(インバウンド)が急増。国土交通省の宿泊者数統計調査では、青森県の2016年外国人延べ宿泊者数は前年比32%増の約14万5370人。新幹線やフェリーで北海道へ渡って周遊するツアーが大人気だ。
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 「会員が集まるとインバウンドをどう取り込むかという話題で持ち切り」。青森県内の宿泊施設約240軒が加盟する県旅館ホテル生活衛生同業組合の岩谷達造事務局長は語る。特に冬季の八甲田地域はオーストラリアやニュージーランドからのスキー客が目立つという。
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●県内客足に偏り
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 国内客の動きにも変化が表れた。JTBによると、首都圏発着の主力商品の16年度宿泊予約人数(2月26日現在)は、北海道南地域が前年同期比1.7倍、北東北も同1.1倍と微増した。担当者は「元々人気の北海道にさらに注目が集まった。連動して北東北に立ち寄る傾向が強まりつつある」と分析する。
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 しかし、客足には偏りも見える。青森県の16年観光統計調査では、主要施設34カ所の入り込み客数は前年比0.9%減の計約998万7300人。青森空港や新青森駅がある青森市内の施設は客が増加したものの、新幹線駅から離れた弘前市、むつ市などの観光施設は伸び悩んだ。
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●名物列車は苦戦
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 津軽鉄道(五所川原市)の冬季観光の目玉「ストーブ列車」の乗車券販売(16年12月〜17年2月)は、前年同期比11.3%減(約1万5990枚)の大幅減。北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」(今別町)と津軽中里駅(中泊町)を結ぶ2次交通バスが運行されるが、周知不足もあって利用は低調だ。津軽鉄道の白鳥泰課長は「リピーターを呼べるよう、新たな周遊コースを提案したい」と話す。
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 一方、函館は、好調が続いている。日没後の「函館山ロープウェイ」は大混雑し、下山改札には長蛇の列。待ち時間が約40分を超すのは日常的だ。
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 青森県誘客交流課の堀義明課長は「海外で東北の知名度は低いが、北海道は群を抜いている。北海道と東北を面で捉えた商品は顧客の期待値も高い。まずはそこから青森のリピーターを増やす」と意気込む。
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 鉄道、空路、フェリーなどの玄関口が集積する青函圏。新幹線開業効果の波及、継続には内外の観光客の志向や動態を踏まえた臨機応変な周遊提案が鍵を握る。


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