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新・鉄道綜合スレ

1322チバQ:2017/03/23(木) 17:58:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00010006-dtohoku-bus_all
【北海道新幹線開業1年】「想像以上」集客に手応え 2次交通利用は低迷/青森・今別

デーリー東北新聞社 3/23(木) 15:10配信

 北海道新幹線新青森―新函館北斗間が開業し、間もなく1年を迎える。観光や経済面などで青森県内にどのような変化をもたらしたのか。現状と課題を探った。

 「今別町の海産物を買い求める人が多い。想像以上にお客さんに来てもらっている」。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅(今別町)に隣接する道の駅いまべつ「半島ぷらざアスクル」の山田基駅長は、新幹線開業後の店のにぎわいに手応えを語る。

 開業約1年前の2015年4月にリニューアル。町直営で土産物のほか、ソイやウミタナゴなどの鮮魚もそろえる。レストランでは町で育った「いまべつ牛」のステーキなどが人気を集め、開業後の16年度(2月末現在)の来場者は約17万3千人と、既に15年度の約12万5千人を大きく上回る。

 「新幹線効果は着実に出ている。お客さんをつなぎ止めるため、さまざまな工夫を凝らしていかなければ」と山田駅長は力を込める。

 北海道新幹線の開業で県内で唯一、新駅が設置された今別町。「新幹線駅のある日本で一番小さい町」は少子高齢化が急速に進む中、新幹線を地域活性化につなげるよう取り組みを強化してきた。

 町内の高校生が同駅を利用して町外の高校に通学する場合、定期代の3分の1を助成する全国でも珍しい制度を導入。開業前は青森市で下宿などをしなければならなかったが、「新幹線開通で通学の幅が広がった」と町企画課の太田和泉総括主幹。制度を使って市内の高校に通学する生徒は2人だけだが、「若者流出への歯止めと保護者の負担減につながっている」と強調する。

 JR北海道によると、16年3月26日の開業から17年2月末時点の新青森―新函館北斗間の乗車実績は1日平均6500人。前年の特急列車と比べて利用者は約1・7倍に増加した。平均乗車数を基に本紙が集計したところ合計約220万人が利用。平均乗車率は33%と、開業前にJRが想定した26%を上回っている。

 開業前に心配された運行面では大きなトラブルはなく、定時運転率は97%。JR北海道函館支社の綿貫泰之支社長は「安全輸送に向け、今後も(空気で線路の雪を飛ばす)エアジェットなど必要な設備を増強していく」と語る。

 課題もある。2次交通拡充を目的に運行されている同駅と津軽鉄道の津軽中里駅(中泊町)を結ぶバスの利用者が伸び悩んでいる点だ。

 バスは今別町や五所川原市、中泊町などでつくる運行協議会が弘南バス(弘前市)に委託し、16年3月26日から1日4往復している。1便当たり4人の利用を見込むも、1月末現在で想定を大きくした回る0・89人。当初から1800万円の赤字が予想されたが、最終的にはそれを大きく上回る3千万円の赤字となる見込みだ。赤字は県が半額、残りを3市町が負担。2年目以降は国の補助金も活用し、運行を続ける。

 協議会は利用が低調な理由として「PR不足」を挙げる。今後は道南地域を中心にチラシやポスターなどで周知を図り、2年目以降の利用促進につなげたい考えだ。

 観光客の利便性を考慮すれば、採算面だけで評価はできないが、利用拡大につなげる不断の取り組みが欠かせない。
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デーリー東北新聞社


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