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新・鉄道綜合スレ

1283チバQ:2017/03/08(水) 19:13:30
http://mainichi.jp/articles/20170308/ddn/008/020/033000c

北陸新幹線
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「南回り」大筋合意 京都の「執念」劣勢逆転 経済効果訴え 地元議員、再検討主導



毎日新聞2017年3月8日 大阪朝刊
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北陸新幹線の福井県敦賀市以西ルートについて議論する与党検討委員会(委員長・西田昌司参院議員)が7日、未決定の京都-新大阪間について、新たな南回りルートで大筋合意した背景には、南回りを主張する京都府関係者の強い「執念」がある。京都駅以外の「中間駅」設置による地元経済への波及効果を訴えつつ、国土交通省に南回りルートの短縮や再試算を求め続け、当初の「北回りルート優位」の状況を逆転した形だ。


 「松井山手(経由)のルートが、北回りルートと採算性で遜色ない証拠を示した。(新南回りルートに)反対する委員の方は誰もいなかった」。会合後に開いた記者会見で、西田委員長は試算結果を受け、新南回りルートでおおむね意見が一致したことを明らかにした。

 北陸新幹線の敦賀以西ルートのかなりの部分が通る京都府は、府内に京都駅以外の途中駅が設置されることによる経済波及効果に期待しており、舞鶴市経由の「舞鶴ルート」や京都府南部を通る「南回りルート」を求めていた。だが昨年12月、「舞鶴ルート」は落選。決定した「小浜-京都ルート」では中間駅設置は予定されなかった。府や関係自治体は政府・与党への働きかけを強化。今年2月12日には京都府や府南部自治体からなる「北陸新幹線京都府南部ルート誘致促進同盟会」の総決起大会を開催し、途中駅を設置する「南回り」が経済波及効果に勝るとアピールした。

 一方、与党検討委では、京都府選出の西田委員長が、旧南回りルートの再検討を主導した。国交省の昨年11月の試算では、旧南回りの費用便益比は採算性が見込めない「0・9」だった。そこで、奈良県が費用負担を嫌って同県経由のルートに反対したことを受け、奈良県を通らず京田辺市経由にルートを修正し、再試算を行うよう国交省に求めた。

 当初はJR京田辺駅・近鉄新田辺駅付近を通るルートとしたが、費用便益比は「1」に届かない。京都府関係者は「時間がかかっても、中身がきっちりした試算でないといけない」と国交省に再検討を求めた。2月初めごろ、国交省が松井山手経由を提案。当初の試算公表予定が1カ月超ずれ込んだものの、費用便益比や所要時間が北回りとほぼ同等の試算が出た。

 京都府の山田啓二知事は「これまで府が望んできた南回りルートの実現に大きく前進した」と歓迎のコメントを発表。また、「促進同盟会」の木村要会長(精華町長)は「関西空港への直結と京都府南部のアクセス改善を目指す同盟会として、南回りルートの決定を期待している」などとするコメントを出した。【吉永康朗】


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