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新・鉄道綜合スレ

1160チバQ:2017/01/04(水) 16:01:45
http://www.sankei.com/life/news/161231/lif1612310020-n1.html
2016.12.31 12:00
【よみがえれ JR北海道(下)】
赤字最悪…「バケツに穴が開いたままでいいのか」 スピード求められる「経営改革」

 11月中旬、札幌市内のJR北海道本社で行われた記者会見で深刻な現実が明かされた。赤字路線を廃止・縮小する方針を公表したJR北海道の島田修社長は思い詰めたような表情で、「待ったなし」の経営状況を繰り返し強調した。

 「国に支援を求めるべきとの意見があるが、バケツに穴が開いたままでいいのか」「何もしなければ2019(平成31)年度中に大変厳しい経営状態になる」-。今年度の経常赤字は、発足以来最悪の235億円となる見通しという。

 昭和62年に国鉄が分割・民営化された当時すでに、JR北海道が赤字に苦しむことは予測されていた。そのため6822億円の経営安定化基金を設置。約7%の利回り運用(約500億円)で赤字を補填する計画だった。旧国鉄時代は「改革派」で鳴らし、JR東日本の社長などを歴任した松田昌士氏も「民営化から6年くらいで黒字にできる」とそろばんを弾いていた。

 ところが、バブル崩壊と低金利によって運用益が半分以下になった。さらに平成23年の特急脱線炎上事故や相次ぐレールの検査データ改ざん事件などの不祥事が相次いだ。長年怠っていた安全投資を拡大した結果、収支がさらに悪化。民営化以来最大の路線廃止・縮小に追い込まれた。

石井吉春・北海道大公共政策大学院長は「分割・民営化のスキームは構造的に問題があったが、バブル経済のおかげで顕在化しなかった。バブル破綻後、経営が悪化したのに、鉄道施設の修繕を後回しにして一種の粉飾決算のような形になり、そのツケが一気にきた」と指摘した。

連絡船復活させ青函トンネル「速度制限」撤廃を 

 昭和62年に国鉄が分割・民営化してJRが発足する前、後にJR東日本の社長、会長を務めた松田昌士氏は歴代運輸相から「民営化後の北海道は任せる」と言われていた。

 北海道出身で、「故郷のために」という思いがあった。あれから30年。現在の窮状について「慢性的な赤字経営に苦しんでいるのは恐らく、別のところに力を入れてしまったのではないか」「鉄道が自動車よりも遅いのでは勝負にならない」と語る松田氏は、JR北海道に「スピードアップ」を促している。

 JR北海道は一昨年から5年間で、都市部の線路の枕木を木材からコンクリートの「PC枕木」にする作業を進めている。松田氏は、廃止を免れるすべての線路をPC枕木に置き換え、1メートルあたりの重量が40キロのレールをすべて55キロのレールにするよう提案している。


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