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新・鉄道綜合スレ

1157チバQ:2017/01/04(水) 15:58:29
http://www.sankei.com/west/news/170103/wst1701030013-n1.html
2017.1.3 16:00
【進化する関西交通網】
(下)北陸新幹線、いざ大阪へ 小浜京都ルート 訪日客の回遊期待
 北陸新幹線の敦賀(福井県)以西の大阪延伸ルートが昨年末、3案のうち小浜市(同県)を南下して京都に至る「小浜京都ルート」に決まった。現時点で延伸実現は約30年後の平成58年とみられているが、計画を前倒しするための財源確保の動きも進んでいる。延伸路線は北陸と関西のアクセスを飛躍的に高めるほか、災害時の東海道新幹線の補完機能も担う。関係者は一刻も早い着工、開通を求めている。(織田淳嗣)

 「予定していた時期に結論が出せて、非常によかった」。昨年12月20日、東京・永田町。京都-新大阪の経路選定は28年度内の決定を目指すことになったものの、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)座長の茂木敏充・自民党政調会長は「年内決着」に胸をなで下ろした。

 大阪延伸については政府の29年度予算案に関連費用が盛り込まれた。詳しい経路や駅の位置などを決めるための調査を新年度当初から実施するには予算計上が必要だったため、PT下部の検討委員会では、議論を急いだ経緯がある。

 小浜京都ルートによる大阪延伸への期待は大きい。想定では、敦賀-新大阪は所要時間は75分程度(特急サンダーバード使用)から43分に短縮。福井-新大阪は110分程度(同)から55分へと半分に圧縮できる。

 国土交通省の試算では建設費は2兆700億円だが、利用者が受ける便益など費用対効果は1・1。ここには沿線開発などによる人口増などは計算に入っていないため、数値以上の経済効果が見込まれている。

 中部圏社会経済研究所の調べでは、昨年4〜6月の北陸新幹線の利用者数は277万人。一昨年3月の金沢開業以前の3倍の水準に伸びたことも、北陸3県の期待を高めている。

 ただ、人口減少が進む中、こうした効果を出すためにはスピードが必要だ。

 現在、工事が進んでいる金沢-敦賀の開業は35年春の予定。ところが敦賀以西の着工は現状では、予算が足りないため北海道新幹線の札幌延伸が完了する43年春以降となる見込み。敦賀延伸から8年が空くことになる。今後5〜6年をかけて、詳細な調査が行われるが、その間、与党では前倒しに向けた財源確保の検討を進める。

 また、延伸の実現で、太平洋側を走る東海道新幹線と並び、日本海側を経由して東京-大阪を結ぶルートができることになる。建設中のリニア中央新幹線とあわせ災害時における代替路線となる。「災害対策」の名目も財源確保の後押しとなりそうだ。

 りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「今後、人口が減少していく時代になり、広域から人が集まる仕組みは不可欠」と北陸新幹線の意義について解説。「インバウンド(訪日外国人)は20〜30年後には今の2〜3倍は見込まれ、北陸新幹線の大阪延伸はその回遊性を高めるものだ」と期待を寄せている。


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