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新・鉄道綜合スレ

1155チバQ:2017/01/04(水) 15:54:45
http://www.sankei.com/premium/news/170101/prm1701010018-n1.html
2017.1.1 13:00
【鉄道ファン必見】
〝黄金期〟迎える観光列車 狙いは沿線活性化 夜行列車の復権につながるか

 高級感を打ち出した観光列車が、今年いよいよ“黄金期”を迎えようとしている。ムーブメントを作ったJR九州の豪華列車「ななつ星in九州」に続けと、5月にはJR東日本が「トランスイート四季島」を、6月には西日本が「トワイライトエクスプレス瑞風」を投入する。西武鉄道や東京急行電鉄グループなど、私鉄各社の動きも勢いを増してきた。もっとも、大量輸送が強みの鉄道会社にとって、収益の柱にまではなり得ない。目指す先にあるのは、各社が根ざす地域の経済活性化だ。

 「地方を元気にする上でコストが低く、効果が高い手段は車両を改装することだ」

 JR九州をはじめ、鉄道各社からデザインを依頼されるインダストリアルデザイナー(工業デザイナー)の第一人者、水戸岡鋭治氏は、観光列車を走らせる意義をそう説明する。水戸岡氏の最新作となる「ザ・ロイヤルエクスプレス」で東急グループが狙うのも、静岡県・伊豆地方の観光地としての復権だ。

 7月から横浜-伊豆急下田間で走らせる同列車は、「リゾート21」として運行してきた展望車付きの伊豆急2100系電車を改造。乗客を伊豆の「海の幸」や音楽の生演奏などでもてなし、8両編成のうち1両は結婚式などのイベントも催せる多目的車とする。定員約100人で、料金は片道2万〜3万円前後の予定。改造費は非公表だが「小さなビル1棟分」(野本弘文・東急電鉄社長)といい、決して巨額の投資ではない。

 一方、東急や傘下の伊豆急行グループは、伊豆地方で展開する事業への投資を加速する。「下田東急ホテル」の全面改装や、ロープウエーを運行している寝姿山山頂への飲食施設の開設などを進める。

 伊豆地方への観光客数は全盛期の1980年代には年間6000万人を越えていたが、近年は4000万人台と振るわない。野本社長は「観光列車だけでもうかるとは思っていない。これで伊豆が元気になることが重要」だと、運行の狙いを語る。

                 ◇

 鉄道会社の多くは、伝統的に沿線地域での住宅事業や観光開発などで本業との相乗効果を高めるビジネスモデルを追求してきた。その傾向はとりわけ、30年前まで全国一社の公共企業体だったJRグループよりも私鉄各社に色濃い。

 各社が地盤とする地域の経済が空洞化すれば、鉄道本体まで揺らぎかねない。業界で相次ぐ観光列車への投資は、沿線地域の魅力向上を通じて観光客を奪い合う競争の一側面だともいえる。

 関東地方の例では、東京スカイツリーへの巨額投資を終えた東武鉄道が今年夏から蒸気機関車(SL)が牽引(けんいん)する観光列車「大樹」を鬼怒川線で走らせるほか、27年ぶりの新造となる特急電車も投入する。


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