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新・鉄道綜合スレ

102チバQ:2015/09/17(木) 22:40:08
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO018851/20150914-OYTAT50013.html
交流新時代 検証・新幹線半年
(下)県、関西新空路模索も
2015年09月15日 05時00分
 「強い思いで大阪までの延伸に取り組む。富山は新幹線開業で、大阪まで乗り換えが必要になり、大変不便になった」


 今月2日、金沢市で開かれた富山、金沢、福井、大阪、京都、神戸の6商工会議所による「北陸・関西連携会議」の会頭会合。富山商工会議所の高木繁雄会頭は、終了後の記者会見で、関西との関係が疎遠になりかねない現状に懸念を示した。

 今後、東京一極集中が加速すると、北陸と関西の関係が薄れていき、地域経済にもマイナスになるとの見方が経済界にはある。首都圏と関西の中間に位置する地の利を生かし、さらに多くの交流を生み出すことが重要だ。高木会頭の発言は、そんな思いの表れといえる。



 JR西日本によると、新幹線開業後、主に金沢発着となった特急サンダーバードの利用者数は、6月末までで前年同期比106%となり、今のところ落ち込みは見られない。

 ただ、新幹線延伸開業前、新潟・首都圏方面の特急「はくたか」と「北越」の1日平均利用者は計約8000人だったのに対し、関西方面の特急「サンダーバード」の利用者は約1万6000人と倍近かった。新幹線開業後、首都圏方面の新幹線利用者は在来線時代の約3倍になり、完全に逆転した。

 新幹線の金沢以西は、敦賀(福井県)まで2022年度に開業予定。敦賀以西のルートは確定しておらず、開業時期は見えないままだ。JR西日本は、新幹線と敦賀―大阪の在来線を直通運行できるフリーゲージトレイン(FGT)を開発中だが、22年度の敦賀延伸時には「間に合わない」との見解を示している。



 関西と北陸のつながりを維持すべく、テコ入れを図る具体的な動きが始まっている。

 県とJR西日本が連携して行っている「北陸カレッジ」では、関西地方を中心とする大学生約60人が8月18〜21日、県内で観光交流を体験。富山旅行の魅力をフェイスブックで発信しており、11月までに旅行商品の提案なども行う予定だ。

 大阪市の大阪駅北口では、8月25日〜9月14日、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車を題材にした長さ23メートルの大型観光ポスターを初めて掲示した。

 県は富山と関西を結ぶ空路開設も模索している。石井知事は14日、記者団の取材に対し、「全日空に伊丹便の開設をお願いしている。伊丹空港に余裕がない点が課題だが、粘り強く努力したい」と述べた。

 富山大の大西宏治准教授(地理学)は「関西との経済的な結びつきはここ5〜10年が大事だ」とした上で、「経済的な関係だけではなく、文化面、観光面も重要な分野で、戦略的に取り組む必要がある」と指摘している。

 (この連載は、八角一紀、岡田遼介が担当しました)

2015年09月15日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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