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新・鉄道綜合スレ

100チバQ:2015/09/17(木) 22:39:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO018851/20150912-OYTAT50001.html
交流新時代 検証・新幹線半年
(上)「近い」長野 双方向で商機
2015年09月12日 05時00分
 今月6日、富山市の県総合運動公園陸上競技場で行われたサッカーJ3・カターレ富山とAC長野パルセイロの試合。スタンドには、新幹線を使った日帰りツアーで長野からやってきた、パルセイロサポーター約30人の姿があった。


 ツアーを企画したのは、NPO法人「富山スポーツコミュニケーションズ」。参加者は、午後6時からの試合を観戦後、富山市内の居酒屋で富山湾の海の幸や地酒を満喫。富山発午後9時58分の長野行き最終「はくたか」で帰路についた。

 ツアー後のアンケートでは「料理、地酒うまかったです」「おもてなしが素晴らしい」といった感想が寄せられ、回答者全員が「また富山に来たい」と答えた。同法人の佐伯仁史理事長は「サッカーと富山の食文化、そして北陸新幹線という三つの存在価値を高めることで、新しい人の流れを作りたい」と意気込む。



 北アルプスを挟んで「近くて遠い」と呼ばれてきた富山・長野両県。新幹線延伸開業に伴う時間短縮が新たな商機を生み、観光分野で双方が誘客合戦を展開している。

 富山県は8月上旬、長野県軽井沢町の大型商業施設「プリンスショッピングプラザ」で富山湾の味覚をPRするイベントを開催した。内陸県の長野からの近さを意識し、「『うまさ、すぐそこ』さかなは富山」というキャッチフレーズを掲げ、法被姿の石井知事自ら、ホタルイカ沖漬けの試食を通行人に勧め、「ぜひ富山に来てくださいね」と笑顔で話しかけた。

 富山―長野間は最速型「かがやき」で約50分。これを生かし、県は長野向けに富山空港の国際線PRにも力を入れている。今年8月には長野県の旅行会社の関係者らを招き、富山発着の上海便を使った3泊4日の体験ツアーを開催、18人が参加した。

 ツアーに参加した信州ツーリストサービス(長野市)の伊藤義徳社長は「これまで全く知名度がなかった富山空港が、最も近い国際路線になった。交通の便も良く、旅行商品につながる可能性を感じた」と話す。



 「魚」と「空港」を売り出す富山側に対し、長野側は「リゾート」を前面に攻勢をかける。

 「今まで遠くて断念されるケースが多かった富山は、特にチャンスが大きい」

 長野県軽井沢町でリゾートウェディングを手がける「ホテルブレストンコート」。3月の新幹線延伸開業後、北陸からの利用客数が前年同期比5割増と大きく伸びた。北陸エリア担当の山田里程・営業マネジャーは、「特に富山からの利用者が目に見えて増えた」と話す。

 富山―軽井沢間はこれまで車で約4時間かかっていたが、新幹線「はくたか」で約1時間40分と大幅に短縮した。同ホテルは、これまで挙式件数の6割が首都圏からの利用客だったが、新幹線延伸で北陸の需要を掘り起こせるとみて、昨年8月、富山市石金に営業拠点の相談サロンを開設した。

 軽井沢挙式の相談に訪れるカップルは「富山の式場は友人とかぶってしまい、選択肢が少ない」「特別な雰囲気のリゾートで両親に喜んでほしい」といった理由を挙げるケースが多く、サロン担当者は「手応えを感じている」という。

 北陸経済研究所(富山市)の藤沢和弘・主任研究員は、「北陸と長野は新幹線によって、突然『近く』なった。人の奪い合いが生じる分野もあるが、同じ経済圏という認識ができれば、今後観光効果も出てくるだろう」と話す。

2015年09月12日 05時00分


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